大館市中野地域で昔からよく食べられている「赤漬け」は、お盆のお供え料理として真っ先にあげられるほど馴染み深い郷土料理です。
「けいとまま」「あかまま」とも呼ばれ、赤漬けに使われているもち米のきれいな赤色は、赤じその葉によって色づけします。
もち米、赤じその葉、砂糖、塩を使って作られる赤漬けを一口食べると、上品な甘酸っぱさとシソの豊かな香りが広がり、さらに食欲をかきたてます。
赤漬けは、漬けてから3日くらいから食べられるそうですが、気温に左右されることから、お盆のころが最も漬けるのに適した時期です。
■参考文献
『阿仁川流域の郷土料理』
こちらの記事もおすすめです
中野町内会の活動
大館市の中野地域は、中野上、中野中、中野下の3班で構成され、中野町内会が活動しています。地域内にある高齢者センターに作られた市営の中野温泉も、町内会の働き掛けで実現したもので、現在も住民の憩いの場として活用され...
地域活動
地域団体
泣きっ面山
大館市中野地域の南部、標高1,050メートルの名峰竜ヶ森のふもとにあるのが中野の名所「泣きっ面山」です。「泣きっ面山」については、中野地区に伝わる八郎太郎にまつわるヒナイノ民話・達子森ノ伝説があるのでご紹介します。...
自然・施設
歴史
ビューポイント
地域の歴史
さば寿司
お寿司屋さんで目にするさば寿司とは違い、大館市中野地域のさば寿司は、こうじで漬けられた鮮やかな色合いを持つなれ鮨の一種で、主に寒い時期に食べられています。 あらかじめサバを酢とみりんに7時間漬けておき、キャベ...
食
郷土料理