江戸時代の紀行家・菅江真澄(すがえますみ)が『月の出羽路 仙北郡』編集にあたって、村や集落の長、寺社などに、地域の歴史や成り立ちなどの提出を依頼しました。その時に提出されたのが、この太田村(現・大仙市)の神社仏閣の報告書です。
神社や寺院で行われていた例祭日(お祭りの日)、世帯数、人口、馬の数などが記載されており、その当時の太田村の状況を伺い知ることが可能な貴重な資料です。『仙北郡太田村神社仏閣小村書上』は、大仙市の有形文化財に指定されており、大仙市の小神成(こがなり)地域の隣、金井伝(かないでん)に伝えられています。
■参考資料
『太田町の文化財と歴史』太田町歴史調査まっぷ
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