にかほ市の旧象潟町には、鳥海山の伏流水を水源とする小河川が多く見られ、小砂川地域の東に位置する「清水場地区」の「出壺(でつぼ)」もその一つです。出壺と呼ばれる湧水地から地区内に水路を引いており、昔から飲料水などの生活用水に使われてきました。お茶やコーヒー用に水を汲みにくる人も多く見られる人気のスポットです。
■参考文献
『秋田のわき水』
『象潟町史』
【関連リンク】産地直送ブログ
→小砂川地域の自慢の湧水「出壺(つぼ)」(2018年5月掲載)
こちらの記事もおすすめです
伝統ある「しめ縄」づくり
にかほ市小砂川地域の八幡神社に飾られる「しめ縄」は、毎年、年末に新しいものが作られます。しめ縄の中央に「昆布」と「焼きぼし(にぼし)」を巻くのが小砂川地域の伝統で、熟練技を持つ地域の方が製作に励みます。そして、...
伝統行事・イベント
季節の行事
日本海の絶景「小砂川海岸」
にかほ市・小砂川地域の小砂川海岸は、日本海の荒波で削られた険しい崖が立ち並び、「千貫岩」「トンカ石」「カモメ石」など、一つ一つの岩に名が付けられた奇岩怪石が見応えある景色を作り出しています。日本海に浮かぶ飛島と...
自然・施設
ビューポイント
中世からの交通の要「三崎山旧街道」
にかほ市・小砂川地域の三崎山(三崎公園一帯)には、15世紀以降、日本海側の唯一無二の街道として重要な役割を果たした「三崎山旧街道(秋田県指定史跡)」が通っています。三崎山には「地獄谷」「駒泣かせ」などの地名があり...
歴史
史跡