にかほ市小砂川(こさがわ)地域では、明治以前から受け継がれてきたという「大日堂子ども獅子舞」が、1月7日と8月7日の年2回行われます。象潟地域のほとんどの村に伝承されている「十二段獅子舞」の流れをくむと言われ、小学生から高校生の男子が、雲昌寺境内にある大日堂と、土門吉右エ門宅で獅子舞を奉納した後、「門掛(かどかけ)」をしながら地域を練り歩きます。

 門掛は、玄関前で獅子頭の口を噛み合わせ、お初穂と大日如来のお札を交換する一連の流れのことで、200軒以上ある小砂川地域を、全てまわるのは1日がかりですが、男の子たちは家内安全、五穀豊穣、大漁豊作を祈願しながら、元気に家々を巡ります。

平成30(2018)年3月掲載

■参考文献
『象潟町史 通史編』
『大日堂説明看板』雲昌寺境内

【関連リンク】産地直送ブログ
にかほ市小砂川地域で「大日堂子ども獅子舞が行われました」(2021年1月掲載)
にかほ市小砂川地域で「大日堂子ども獅子舞」(2019年1月掲載)

こちらの記事もおすすめです

史跡と日本海の展望「三崎公園」

 秋田と山形の県境に位置する三崎公園。  日本海に突き出た「観音崎」「大師崎」「不動崎」の3つの岬が名の由来となっています。公園一帯は「三崎山」とも呼ばれ、約3000年前の鳥海山噴火による溶岩で地形がつくられました。日...

自然・施設

ビューポイント

手長足長伝説

 にかほ市・小砂川地域には、約1200年前、三崎山(現在の三崎公園一帯)に住んでいた「手長足長(てながあしなが)」と呼ばれた怪物の伝説が伝わります。手を伸ばせば鳥海山の頂まで届き、足はひとまたぎで飛島まで届くといわれ...

歴史

史跡

日本海の絶景「小砂川海岸」

 にかほ市・小砂川地域の小砂川海岸は、日本海の荒波で削られた険しい崖が立ち並び、「千貫岩」「トンカ石」「カモメ石」など、一つ一つの岩に名が付けられた奇岩怪石が見応えある景色を作り出しています。日本海に浮かぶ飛島と...

自然・施設

ビューポイント