毎年1月中旬、由利本荘市中直根地域で小正月行事「才ノ神焼き」が行われます。
直根環境改善センター隣の田圃の上に、雪で作られたお堂に神を祀り、前年に収穫された稲ワラを重機を使用して、「才ノ神」を模した巨大な三角形の塊に造り上げます。
日が落ちると神事が執り行われます。まず、雪のお堂に御神酒(おみき)が供えられ、その年の年男が才ノ神に火をつけます。炎を上げて燃える才ノ神に子供たちの成長を願うとともに、燃え具合で今年の米の出来を占います。この炎で焼いたお餅を食べると、その年一年は健康に過ごせると伝わっています。
【関連リンク】産地直送ブログ
→中直根の才ノ神焼き&あすみ団地交流リポート(2017年掲載)
平成22(2010)年4月掲載
【関連リンク】産地直送ブログ
→中直根の才ノ神焼き&あすみ団地交流リポート(2017年掲載)
こちらの記事もおすすめです
イチイの巨木
由利本荘市の直根(ひたね)地域を支配した根井氏の城館跡に、力強く立つ一本のイチイ。推定樹齢600年、根回り4.2m、樹高10mにも達するこの巨木は、秋田県の天然記念物に指定されています。 イチイとしては全国的にも有数...
自然・施設
ビューポイント
正重寺
文禄3(1594)年、根井(ねぬい)正重は自らの名を寺号に冠して、現在の由利本荘市前ノ沢にある正重寺を開創しました。 正重の祖は、「平家物語」に登場する木曽義仲の家臣で、四天王の一人と称された根井幸親です。木曽義...
自然・施設
神社・寺
法体(ほったい)の滝
由利本荘市中直根(なかひたね)のメインストリートである県道70号線をさらに奥へと進んでいくと、百宅(ももやけ)地区を過ぎ、やがて「法体の滝」に至ります。「法体の滝」は日本の滝百選にも選ばれた名瀑です。 滝は一...
自然・施設
滝