五城目町森山地域の野田集落の八幡神社には、備蓄倉に使われていた「郷倉(ごうぐら)」が残されています。昭和10(1935)年に建築されたもので、五城目町で現存しているのは、この郷倉のみと言われています。農業の歴史を物語る貴重なものとして、平成3(1991)年、五城目町の有形文化財に指定されています。
令和2(2020)年3月掲載
■参考文献
『現地説明看板』
●所在地:〒018-1747 南秋田郡五城目町野田字合野109(八幡神社の裏)
こちらの記事もおすすめです
板碑
五城目町森山地域には2つの「板碑」が残っています。 板碑とは板状の供養塔のことですが、鎌倉時代に関東地方で石を使った板状の石塔が流行し、その後、石塔タイプの板碑が全国に広まりました。 森山地域の陽広寺にある...
歴史
史跡
「スズムシ群棲地」復活への取組
かつて、五城目町役場から北に約1・5キロにある森山(標高325m)の南西斜面約28ヘクタールは、北限の「スズムシ群棲地」でした。しかし、平成に入ってから、スズムシの鳴き声が、ほとんど聞こえてこなくなりました。地域住...
地域活動
環境整備
きゃの汁
五城目町森山地域には、小正月に「きゃの汁」を食べる風習があります。「けの汁」「けのこ汁」「きゃのこ汁」とも呼ばれ、五城目町では昔からよく食べられている郷土料理です。 料理に忙しい年末年始も終わり、小正月は女...
食
郷土料理