「安全寺里山保全会」が平成26(2014)年度から5年間にわたり活動をしてきた「里山の美田オーナー」は、秋田地域振興局農林部が行っていた事業で、安全寺地域の里山を保つため、地域外の方を対象に募集を行っていました。
地域の田んぼ一か所にオーナーが集い、初夏と秋に地域の皆さんと一緒に田植えや稲刈りを楽しみながら交流会が行われ、ファミリー層の参加が多く、賑やかな笑い声が響きわたっていました。
農作業体験後の昼食会には、地域のお母さんたちが地元産の食材を調理した鍋物や漬物、おにぎりなどが振舞われ、交流会の目玉となっていました。
交流会で行われていたのは農作業だけでなく、かかし作りやサツマイモ掘り、安全寺地域の「戻りナマハゲ」行事でナマハゲが着用する「ケデ」編み体験など、地域の皆さんとより交流ができる内容もプログラムされていました。
地域の昔からの営みが体験できる「里山の美田オーナー」は、その営みや伝統、自然を守るために安全寺地域の皆さんにとって貴重な経験になっています。
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