能代市梅内地域の梅内神社近くに「千年木」や「金塚のおんこ(イチイの別名)」と親しみを込めて呼ばれている「イチイ」の木があり、秋田県天然記念物に指定されています。
約400年前、梅内地域の草分けである斎藤七左衛門が移住してきた頃には既にその存在が確認されていることから、樹齢は約500年と推定されます。
昔、通行の妨げになっていた枝を切ったところ、その方に災いが降りかかったという伝承が残っており、地域のご神木として大切にされています。
平成29(2017)年3月掲載
■参考文献
『秋田の巨樹・古木』
『秋田の名勝・天然記念物』
こちらの記事もおすすめです
ふたつい白神郷土の森
能代市梅内地域には、貴重なブナ林を保護するために整備された「ふたつい白神郷土の森」があります。JR二ツ井駅から車で1時間ほどの場所にありますが、そこへ続く最後の8キロメートルは未舗装路となっており、もしもの事態の...
自然・施設
ビューポイント
二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト
能代市梅内地域は周辺が森林で囲まれた自然豊かな地域です。この豊かな自然は、先人たちが植林をしたことにより拡大されたものでもあります。 明治18年(1885年)、梅内地域で国有林に部分林(国有林野に国以外の団体など...
地域活動
地域団体
梅内山菜倶楽部
能代市梅内地域が所有・管理している山々では山菜が豊富に採れ、まさに地域のお宝と言えます。その宝物で何か出来ないか、と考えた地域のお母さんたちが、平成28年(2016年)4月に立ち上げたのが「梅内山菜倶楽部」です。 ...
地域活動
地域団体
GBビジネス