能代市梅内地域の梅内神社近くに「千年木」や「金塚のおんこ(イチイの別名)」と親しみを込めて呼ばれている「イチイ」の木があり、秋田県天然記念物に指定されています。
約400年前、梅内地域の草分けである斎藤七左衛門が移住してきた頃には既にその存在が確認されていることから、樹齢は約500年と推定されます。
昔、通行の妨げになっていた枝を切ったところ、その方に災いが降りかかったという伝承が残っており、地域のご神木として大切にされています。
平成29(2017)年3月掲載
■参考文献
『秋田の巨樹・古木』
『秋田の名勝・天然記念物』
こちらの記事もおすすめです
梅内駒踊
能代市梅内地域に伝わる「梅内駒踊」は能代市の無形民俗文化財に指定されている郷土芸能で、「梅内郷土芸能保存会」が継承しています。 梅内郷土芸能保存会の設立は昭和2年(1927年)ですが、梅内駒踊の起源は約400年...
伝統行事・イベント
郷土芸能
梅内冷泉
能代市梅内地域にある梅内神社の近くには「梅内冷泉」の源泉が湧き出ています。梅内神社がある場所は「筒ヶ沢」という地名で、かつて「筒ヶ沢神明社」と呼ばれていました。 梅内冷泉について地域がまとめた冊子によると、筒ヶ沢...
自然・施設
湧き水
ふたつい白神郷土の森
能代市梅内地域には、貴重なブナ林を保護するために整備された「ふたつい白神郷土の森」があります。JR二ツ井駅から車で1時間ほどの場所にありますが、そこへ続く最後の8キロメートルは未舗装路となっており、もしもの事態の...
自然・施設
ビューポイント