北秋田市・浦田地域で毎年8月6日に行われている行事「ねぶ流し」は、「浦田若勢会(わかぜかい)」が主体となって行っている行事です。

 浦田地域の班編制は10班で、ねぶ流しには各班が美人画や七福神などの絵が描かれた大きな灯籠を引き、若勢会を先頭に行列を作って練り歩きます。行列は源昌寺から浦田神社を経由して桂瀬駅まで続き、最後は浦田神社へ戻ります。
 ねぶ流しはお盆時期に行われる灯籠流しと同じ意味を持ち、先祖供養のため行われています。
また、ねぶ流しが行われる日は家の前に三角形や四角形に木を組んで燃やすという昔からの風習があります。今でもその風習が受け継がれ、その風景は浦田地域の風物詩となっています。
 
平成29(2017)年3月掲載

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浦田地域の夏の風物詩!「ねぶ流し」が行われました(2017年8月掲載)

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