浄夜豆腐は、通称「じょいどうふ」と呼ばれる精進料理です。
かつて大晦日の晩、翌年の豊作を祈って、除夜の鐘を聞きながら食べたということから名づけられたと言われます。近所の和尚さんが8杯も食べて驚かせたことから八杯豆腐とも呼ばれています。
短冊切りにした豆腐を醤油味のダシで煮込んでお椀に盛り、辛み大根のおろし、そしてとろろをかけて完成です。静寂な除夜の情景が目に浮かぶような、さっぱりとした味わいがします。
平成22(2010)年4月掲載
こちらの記事もおすすめです
根子トンネル
根子トンネル(延長575.8m、幅員4.05m、高さ4.25m)は、北秋田市根子地域と国道108号を結ぶ道として、昭和50(1975)年3月に開通しました。それ以前は、集落の出入りは、山登りを意味していました。トンネル開通後は、住民の...
自然・施設
その他
きゃの汁
きゃの汁は秋田県内の各地に伝わる正月料理です。 かつて女性にとって正月はたいへん忙しいもので、料理をこしらえる余裕がありませんでした。そのため、きゃの汁を大きな鍋に作っておき、正月中は、いつでも食べられるように...
食
郷土料理
古民家「二又荘」
北秋田市の根子地域に残る古民家のひとつが、築120年の二又荘(ふたまたそう)です。 家の前を流れる根子川に備前ノ又川が合流し、二又になっているのが名前の由来です。持ち主の山田博康さんが古民家の外観を生かしながら内...
自然・施設
体験施設