毎年、田植えが終わった後に行われる集落運動会の会場「松館天神グラウンド」。

 戦国時代よりあったこの台地は、東端(東屋のある峰)のことを「ハサバ長根」と呼んでいたため、「ハサバ長根のグラウンド」、また一帯の地名が「野月」なので、「野月のグラウンド」とも呼ばれていました。

 その後、秋田県の景観モデル地域支援事業の一環として、平成22年、「松館子どものつどい」により、「松館天神グラウンド」と正式名称が決められました。グラウンドからは、松館地域はもちろん、鹿角市の八幡平地区を見渡すことができます。

 グラウンドへ向かう道には、天神様(菅原道真公)を祀る松舘ならではの梅の木が植樹され、集落全景や三ノ岳を見渡せる、ひと際高いグラウンドの隅には東屋が建てられました。また、グラウンドの外周に沿って、桜の樹の植樹も行われました。まだまだ若く小さな桜ですが、集落の子供たちによって若木用の支えが設置され、今も大切にされています。

平成23(2011)年4月掲載

こちらの記事もおすすめです

奉納神楽「松館天満宮三台山獅子大権現舞」

 -修験者たちの息遣いを今に-  「三台山獅子権現舞」は、鹿角市松館地域の松館天満宮例大祭(4月25日)に奉納される神楽です。起源は、正安二年(1300年)とも治安二年(1022年)ともいわれ、この地に松館天満宮(菅原神社)が...

伝統行事・イベント

郷土芸能

彼岸の百万遍念仏

 秋田県内の各地で、春と秋のお彼岸に行われる「百万遍念仏」。大きな数珠を数人で持ってジャラジャラと回すのが特徴ですが、ここ鹿角市松館地域では「神式」で行われています。  元々、秋分を祝うのは、神道や仏教など宗教的な区...

伝統行事・イベント

季節の行事

松館地域の活動

 鹿角市の松館(まつだて)地域は、1200年前に始まった尾去沢鉱山と深いつながりを持ってきました。尾去沢鉱山隆盛期には、地域の人々は農業を行いながら鉱山で働きました。  農林業の共同体という意識が色濃く残る松館では、農...

地域活動

地域団体