あきた女性の活躍応援ネット

好きな仕事を全力で!自分らしい働き方を!

ネホリとハホリの気づき!

    • インタビューという形で秋田で働く女性社員の方と交流ができたのは自分にとって、とても有意義な体験になりました。プライベートについてのお話を聞くこともでき、楽しく取材させていただきました!
    • 女性活躍に関する取り組みや企業の見解を理解した上で、実際のインタビューを行うように心がけました。自分自身の理解した内容や事実を、読み手に正しく理解してもらえるように、どのように表現するか考えながら記事を書きました。また女性活躍に関して、実際に働く女性の方からお話をいただいたことで、自身のこれからの働き方を考える機会になりました。

(インタビューアー ひより・さくら)

社員さんの写真

プロフィール

左:深谷 菜月(Fukaya Natsuki)さん
社会医療法人正和会 ほのぼの苑

秋田県出身、入社3年目。「人のためになる仕事」「秋田のためになる仕事」をしたいという想いから作業療法士に!正和会の幅広い医療サービスに魅力を感じ、さまざまな人と関わりながら地域に貢献できる正和会に入社した。

右:山本 麻生(Yamamoto Mai)さん
社会医療法人正和会 ほのぼの苑

秋田県出身、入社3年目。祖母が理学療法士のお世話になり、元気になっていく様子を間近で見たことをきっかけに理学療法士の道を目指した。利用者様との心の対話を大切に日々奮闘中!

医療と福祉で連携し、秋田に貢献。

ーーたくさん会社がある中でどうして正和会さんに入社したのですか?

深谷さん:私は学生時代に様々な分野を学び、幅広い領域に興味を持っていました。正和会は、同じ法人内に、病院や整形、内科などがあり、さまざまな利用者様や患者様に関わる機会があると考えて入社しました。

山本さん:私はもともと秋田県で働いて地域に貢献したいと考えていました。正和会は医療と福祉が連携していて、地域の方に寄り添っているように感じましたし、地域の人々と密に関われると思い入社しました。

ーーそもそも作業療法士や理学療法士になろうと考えたきっかけはどのようなところにあるのでしょうか?

深谷さん:中学生の頃から漠然と、「人のためになるような仕事がしたい」、「秋田のためになる仕事がしたい」と考えていました。そんな中で、生活に関わりながら体の機能を改善させる作業療法士というお仕事を知りました。秋田県はご高齢の方も多いので、やりがいがありそうだなと考え、興味を持ったのがきっかけです。

山本さん:以前、祖母が骨折して歩けなくなってしまい、精神的にも落ち込んでしまったことがありました。その時に、理学療法士の方のリハビリを受けて、少しずつ動けるようになりました。また精神的にも支えられて、元気になる祖母の姿を間近で見て、私も誰かを元気づけられる人になりたいなと思い、理学療法士を目指しました。

社員さんの写真

利用者様に寄り添って、家族のように大切に。

ーー今の業務の好きなところをお伺いしたいです。

深谷さん:状態が良くなって御自宅に帰られる方もいますが、長期間利用される方も多い為、利用者様とじっくり関わることができる点が好きです。初対面では分からなかったその人の性格や好きなことなども、長く関わっていくことで分かってくることもあります。そうやって信頼と関係性が築かれて、フランクな話ができたり、利用者様にも楽しんでいただけたりするようになっていくことが嬉しいです。

山本さん:利用者様の昔の話を聞いたり、最近の話題について、お話しながら関わることが好きです。『痛みが和らいだ』、『歩くのが楽になった』というお言葉をいただけた時は嬉しいですし、仕事のモチベーションになっています。

ーーご高齢の方と接する中で気を付けていることを教えていただきたいです。

深谷さん:視線を合わせて相手の表情をよく見ながらお話するように心がけています。利用者様の中には、車椅子に座っている方と立って歩いて生活できる方がいらっしゃるので、それぞれの利用者様に合わせて表情をよく見ながらお話するようにしています。

山本さん:ご家族様にも信頼して施設に預けていただいていると思うので、「自身の祖父母が施設に入るとしたら、どんな風に接してもらっていたら嬉しいかな」とか、「こういうことをしてもらったら嬉しいかな」など、利用者様やご家族様の気持ちの面を意識して接するようにしています。たとえば、毎日の何気ないあいさつや「体調どうですか?」というちょっとした声掛けなどを意識していて、毎日少しでも皆さんと関われるように心がけています。

社員さんの写真

社員さんの写真

おしゃれなカフェやドライブで秋田を満喫!

ーー土日など、プライベートな時間をどのように過ごしているかをお聞きしたいです。

深谷さん:休みの日は友達と過ごすことが多いです。おしゃれなカフェめぐりをしたり、好きな映画を観たり、休みの日を丸1日使って楽しんで過ごしています。

山本さん:私もお友達と遊ぶことが多いです。ドライブをしたり、カフェに行ったりしますね。まだ知らない秋田のいい所もいっぱいあると思うので、友達と探検気分で「あそこに行ってみよう!」と出かけることが多いです。

ーーちなみに、おすすめのおしゃれなカフェがあれば教えていただきたいです。

深谷さん:秋田市通町にある「プティクローバー」というお店の白いオムライスがおすすめです!

社員さんの写真

社員さんの写真

仕事とライフプランを両立できる働き方を。

ーー今後の働き方や、ライフスタイルについてお伺いしたいです。たとえば、何歳まで働きたいなどの考えがありましたらお聞きしたいです。

深谷さん:リハビリの仕事は体が元気でないとできないので、できるだけ健康に気を付けて長くお仕事ができたらなと考えています。

山本さん:まだ出産などの予定はないのですが、正和会では数か月単位で産休が取れるので、いずれ制度を使って自分の家庭もつくっていけたらなと思います。家庭を持った後も働けるうちは働いていきたいなと思います。

ーーお二人とも、出産や子育てを経た後も同じ職場で働き続けたいということでしょうか。

深谷さん・山本さん:そうですね。実際に子育てしながら働いている女性職員もたくさんいるので、私もその時が来たら育休などの制度を使って仕事と子育てを両立していけたらと思っています。

社員さんの写真

社会医療法人正和会(潟上市/医療・福祉業)

https://www.seiwakai-net.com/

<企業の取り組み>

  • 社員が24時間、365日利用できる保育園がある
  • 働く上での悩みなどを相談できる部署がある
  • 短時間勤務の活用
  • 研修費用の補助

この記事のネホリとハホリ

ネホリ:ひより・秋田大学・1年・秋田県
秋田県の企業について知りたかったということと、社会人の方と交流がしたかったので、参加しました。実際に参加してみて、インタビューを通して働く女性のライフスタイルを深堀りできたので、参加してよかったと思いました。参加する前よりも自分の将来について具体的にイメージできるようになりました。

ハホリ:さくら・秋田県立大学・2年・宮城県
今回参加させていただいた理由は、企業や女性の働き方について直接社会で働く方々に伺って知りたかったことと、より良い記事を書くための工夫を考えるきっかけにしたいと考えたためです。実際に参加して、記事作成方法をより具体化することができたほか、女性が働きやすくなるための工夫や配慮が進んでいることがわかりました。また、秋田は自然豊かで子育てに向いているように感じました。貴重な機会をありがとうございました。

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