なぜ私が・・・?会社初となる女性管理職候補としての葛藤を乗り越え、大活躍!
男女ともに働きやすい!挑戦を後押ししてくれる会社
2023年11月20日
- 女性に優しいではなく、男女共に働きやすい環境という考え方に、なるほどと思いました。お話を聞いていて、男女年齢問わずコミュニケーションをとることで働きやすい環境にしているのだなと感じました。
- 学生のころの体験をもとに将来やりたいことを決めて、その目標に向かって日々努力を重ねていらっしゃる様子がすごく素敵でした。目標を達成するにはあと5年ほど必要かもしれないと仰っていて、私もそんな風に長期にわたって追い求められる夢を見つけたいと思いました。
(インタビューアー かのまな・かのん)
プロフィール
高橋 詩紅(Takahashi Shigure)さん
株式会社小田島工務店 建築課住宅部 現場監督担当
モノづくりが好きで大曲工業高校に入学し、職業体験で図面を書く楽しさを知って建築業界を志望。卒業後は高校の先輩も勤めていた小田島工務店に入社し、設計の経験を積むべく、現場監督として活躍中。
お客様の思いを形に
ーー業務内容とその業務を選んだ背景を教えてください。
高橋さん:主に現場管理を担当しています。あとは、設計や住宅の図面を書くこともあります。元々は設計メインで働きたかったのですが、高校の先生に、「現場を見て学んでからの方が、お客さんに説明する時も説得力があるし、お客さんのわからないところに詳しく対応できる」と言われて、現場管理の仕事を選びました。
ーーなるほど、現場管理で経験を積んでから希望の部署へということなんですね。今の業務の好きなところはありますか?
高橋さん:一番は、お客さんが思い描いたお家が完成するまでの過程が見られることです。図面を通してお客さんとやり取りする中で自分が想像していたものと、同じ部分や異なる部分が、完成後に目に見えるのが楽しいです。特に、自分とお客さんのイメージが合っていて、お客さんに「よかった」と言ってもらえた時にはやりがいを感じます。
会社全体で若手社員の挑戦を後押し
ーー女性であることで、会社で嬉しかったことや、大変だと思うことはありますか?
高橋さん:休憩時間にもらえるお菓子を優先的に選べるのは嬉しいです(笑)。大変なことは、やはり建築現場なので外に出ると周りはほとんど男性で、力や体力面で生じる差が大きいことですね。
ーー力仕事で大変なことが多いんですね。困った時や大変な時に相談しやすい人はいますか?
高橋さん:同じ事務所の女性の方にはよく相談させていただいてます。同じ高校の先輩や、年齢の近い大工さんもいるので、周りには相談しやすい人がたくさんいます。
ーーなるほど、年齢が近いと相談しやすいですよね。働いている方の年代が、10代から70代と幅広いとお聞きしたのですが、コミュニケーションの取り方で気をつけていること、良かったと思うことはありますか?
高橋さん:できるだけ話す機会を多く設けるように意識しています。良かったことは、ベテランの方が多いので、失敗談や、息抜きの方法、昔と今との違い、気を付けていたことなど、色々な話を聞けて、勉強になりますね。
ーー男女共に働きやすく、特に若手の方々が挑戦しやすい環境づくりに力を入れているとお聞きしたのですが、高橋さんから見て挑戦しやすい環境だと感じますか?
高橋さん:はい。例えば、大工さんは20代の方が多いのですが、若くても現場の棟梁(住宅、社寺等の大工工事において大工を指揮統率する責任者)をさせてもらえることがあります。勉強を兼ねて、若い人に挑戦させてくれる機会が多いと感じています。
家族や友達がいて居心地の良い地元
ーー休日の過ごし方や、最近ハマっていることを教えてください。
高橋さん:休日は友達と外に遊びに行ったりして、結構アクティブに動きます!夏にはお祭りにも行きました。友達とゲームもしますね。あとは、好きなアイドルグループの“推し活”もしています。
ーーおすすめのお祭りはありますか?
高橋さん:やっぱり地元・大仙市の、大曲の花火ですかね。華やかで感動しますし、特に今年は久しぶりに屋台がたくさん出ていて、懐かしい気分になりました。
将来の目標に向けて努力を続ける
ーー将来こうなりたいという目標や、やりたいことはありますか?
高橋さん:まずはもっと知識を増やして、スムーズに資料作りができるようになりたいです。あとは、やっぱり設計をやりたいですね。高校で基礎的な知識は学んでいますが、細かいところまで覚えるにはあと5年くらいは経験を積む必要があると思っています。設計をしたい気持ちは以前から変わらないので、諦めずに頑張ります!
ーー長期にわたって努力を続けられる姿がとても素敵です。夢を叶えられるように応援しています!
株式会社小田島工務店(美郷町/建設業)
<企業の取り組み>
- 男女イキイキ職場宣言事務所
- 合同コミュニケーション研修の実施
- 誰でも意見を言いやすい環境づくり
この記事のネホリとハホリ
ネホリ:かのまな・秋田大学・1年・北海道
メールの書き方や社会人の方とお話しする時のマナーなどを学びたいと思い参加させていただきました。職に就いてからも、次の目標を持って、ご自分の今とこれからに向き合っている社員さんの姿に感銘を受けました。また、建設業について全く知識がなかったため、現場での困難ややりがいを聞くことが出来、とても興味深かったです。
ハホリ:かのん・立教大学・2年・東京都
本格的な就職活動をする前にいろいろな業種で働いている方のお話を聞いてみたかったのと、働くってどういう感じなんだろうというのを知りたくて参加しました。特に製造業では女性が働くのは大変なのではないかと思っていましたが、社員のことを大切に考えてくれる企業ならとても楽しくやりがいを持って働けることを知れて楽しかったです。