にかほ市の小砂川地域では、年に2回(1月と5月)、大人が巡行する御頭(おかしら)様の行事があります。小砂川地域では、獅子のことを「御頭様」と呼びます。
5月の第3日曜日は、小砂川の氏神様・八幡神社のお祭りで、この日に地域の安泰を願い、御頭巡行が行われます。朝早くから200世帯以上ある小砂川地域の家々を回ります。希望のあるお宅では家の中で獅子舞を奉納します。
昼頃になると、八幡神社で、御頭(おかしら)様の獅子舞が奉納されます。お頭様の巡行は1日がかりですが、地域の大切な神事として受け継がれています。
令和3(2021)年1月掲載
こちらの記事もおすすめです
日本海の絶景「小砂川海岸」
にかほ市・小砂川地域の小砂川海岸は、日本海の荒波で削られた険しい崖が立ち並び、「千貫岩」「トンカ石」「カモメ石」など、一つ一つの岩に名が付けられた奇岩怪石が見応えある景色を作り出しています。日本海に浮かぶ飛島と...
自然・施設
ビューポイント
小砂川の岩ガキ
にかほ市の小砂川(こさがわ)沖で採れる天然岩ガキは、海中から湧き出る、ミネラル豊富な鳥海山の伏流水の影響により、とろりとした甘さが特徴です。6月から8月のお盆前の期間は、ウエットスーツを着込んだ漁師が、海にもぐって...
買う
直売所
手長足長伝説
にかほ市・小砂川地域には、約1200年前、三崎山(現在の三崎公園一帯)に住んでいた「手長足長(てながあしなが)」と呼ばれた怪物の伝説が伝わります。手を伸ばせば鳥海山の頂まで届き、足はひとまたぎで飛島まで届くといわれ...
歴史
史跡