
秋田県立大学生のフィールドワーク2日目の様子をお届けします!
※1日目の様子はこちらから
この日は、3つのチームに分かれて、それぞれチームごとのテーマに基づき踏査していきました。
【Aチーム】地区活性化活動の拠点を目指した直売、加工、交流施設の企画提案
【Bチーム】「たすえむ」が構想している事業活動に役立つサポート企画の提案
【Cチーム】「うやしない農園」が取り組んでいる事業活動に役立つサポート企画の提案
という内容になっています。
3つの島に分かれて話し合いが始まりましたよ。
Aチームのリーダーからは、こんな話がありました。「にぎやかな過疎とは、ただ観光客が来ればいいと思っていたが、昨日のフィールドワークや皆さんの話を詳しく聞いていくと、そうではなくて、担い手となる関係人口を呼び込むことが重要だと思った。」と、既に企画に向けてのイメージが出来上がってきているようでしたよ。
また、石塚会長は公民館隣の空き地に、直売所や加工所を造ることを考えていて、公民館とのスムーズな動線ができたらといいなと望んでいるようです。
Bチームでは、「たすえむ」について現状と課題について原田さんから説明があり、その後、意見交換が始まりました。
原田さんは、今後、販路の拡大や地域でのイベント開催を考えており、さらには専門に情報発信をお願いできる方がいたらといいなと思っているようでした。また、「たすえむ」のブランド化を目指し、首都圏にも販路を広げたい意向のようです。それが地域の活性化にもつながると考えていました。
学生からは、SNS発信を学生がやるのはどうかという意見がありました。学生たちも、自分たちが住民になった気持ちで意見を出しあっていたように思います。
話し合いの後、それぞれチームごとに、昨日とは違う場所へフィールドワークに出かけましたよ。
Cチームのうやしない農園について企画を考える学生たちは、公民館で田村さんたちの今までの活動状況と今後の目標を聞いたあと、まずは、原木しいたけのハウスの見学、さらには秋田の伝統野菜を栽培している畑の石拾いをしました。「良い案が浮かぶステップになれば。」と田村さんたちからお願いしたようです。

Bチームは、実際に原田さんが栽培しているお米の田んぼへ。無農薬栽培で発生する雑草除去の苦労話などを聞きましたよ。

さらには原田さん宅の倉庫や無農薬栽培に欠かせない酒造会社所有の特別な除草機も、見学しました。
その後、B、Cチーム合同で山菜採りの体験をすることに!
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太平山県立自然公園内、岩見川上流域にある渓谷 紅葉の名所「岨谷峡(そうやきょう)」まで足をのばしました。今の時期は「ミズのこぶ」!渓谷の狭い道を歩くのさえ、初体験の学生がたくさんいましたよ。この体験で何を感じてもらったかが気になります。
そしてAチームはというと。

ここ鵜養には、2017年から秋田市の酒造会社の無農薬酒米栽培を請け負っている農家さんがいます。もちろん、その時から酒造会社の社員も、鵜養の田んぼで米作りをしています。そして、2023年にはへそ公園内にライスセンターを建設しました。酒造会社が独自でライスセンターを持つのは、全国的にも珍しいこととか。
Aチームの学生たちは、そのライスセンターで酒造会社の社員、加藤さんからここでの作業内容等の説明を受けました。「酒造会社の知名度を利用して、鵜養の存在価値を高めていってはどうでしょう?」という意見が学生から出ました。
印象に残ったのは、加藤さんの「ここには、鵜養の住民と共存しながら農業を継続できるようにという想いも込められている。私らの契約農家さんが高齢になり、『自分たちが所有する機械が壊れたから農業をやめる。』と言わないよう、そうなった時は、『私らが収穫と乾燥はやるので、一緒に米作りを続けましょう。』と言えるように、ここの存在価値があるのです。」というお話でした。学生たちも深く共感しているようでしたよ。


また、稲の脱穀の後に出るもみ殻を再利用して、独自に作っている堆肥の生産現場も見学。アグリビジネス学科の学生にとっては、とても刺激になったようでした。
それぞれのチームが公民館に戻り、聞き逃したことがないか、少しだけまとめの時間に入りましたよ。この日の外気はムシムシとしてて、少しお疲れも出ていたようですが。それでも充実感いっぱいのようでした。
学生からは「おなかがいっぱいになるくらいのお話をいただき、感謝しています。何より、住民の皆さんが元気いっぱいでビックリしました。」とお礼の言葉が!
学生たちは、この2日間の活動を通して得たことによって、提案する企画を考えます。プレゼンの場となる「タウンミーティング」にて、住民に発表します。
どんな企画が出てくるのか、住民もワクワクしているようでした。我ら取材班も楽しみにしています。
タウンミーティングの様子は、また後日、このブログで発信する予定です。
以上、秋田市鵜養地域からお届けしました!
(おまけ)

「ヘソ村」と書かれた植栽! 住民たちが丹精込めて制作し、大事に管理されています。