県では、今年度、大学生と地域の交流を通して新たな視点を取り入れ、地域を活性化に向けたサポート活動を行う「地域連携ゼミ」を、大仙市協和境地区で実施しています。

 秋田大学教育文化学部地域文化学科の3人の学生が、5月に実施した住民ヒアリング、6月のまちあるき調査に続き、「協和境地区の住民が主体となったコミュニティづくりワークショップ」を7月17日(木曜日)に実施しました。
 住民ヒアリングの様子はこちらから!
 まちあるき調査の様子はこちらから!

 今回は、10名の住民の方々が話し合いに参加してくださいました。
 
「協和境地区のためにどんなことができそうか、アイデアの種を集めよう!」というゴールを設定し、この日のワークショップがスタート!

 写真:ワークショップの様子 写真:ワークショップの様子

 学生が進行役を務め、次のようなステップで話し合っていきました。

 (1)協和境地区の将来の「理想像」を思い描く。
 (2)協和境地区にはどんな「資源」や「課題」があるか話し合う。
 (3)「資源」と「課題」をグループ分け。グループ同士の関係性を見つけたり、資源の活用策・課題の解決策を話し合う。
 (4)資源の活用策・課題の解決策によって、初めに思い描いた「理想像」に近づきそうか再確認する。

 写真:ワークショップの様子 写真:ワークショップの様子

 話し合いで出た意見やアイデアを付箋に書いて、みんなでグループ分けをしていきます。
 「普段の地域の集まりでは聞き役になることが多いよ。」という方も、話し合っていくうちにどんどんアイデアが湧いてきて、模造紙に手を伸ばしていました。 

 写真:ワークショップの様子 写真:ワークショップの様子

 住民の皆さんが思い描いた協和境地区の「理想像」を少しご紹介すると、
 「若者が定住するまち」 「帰ってくる”きっかけ”がある」 「住民同士の助け合い」 
 「働く場所がある」 「買い物や移動に困らない」など。
 こんな協和境地区を子どもたちに残していきたいと、参加者同士で話し合いました。

 ワークショップは全2回。次回は7月31日(木曜日)に開催します。
 2回目は、1回目で話し合ったアイデアの実現にはどんなヒト・モノ・コトが必要か、深堀りしていく予定です。

◆ワークショップ後の予定◆
 ヒアリング・まちあるき調査・ワークショップでの話し合いを基に、学生が地域の活性化に向けた提案を取りまとめ、住民説明会を開催します。
 また、大仙市で行われる「あきた元気ムラ大交流会」でも、学生が活動報告をします!
 協和境地区の方に限らず、別の地域にとってもヒントになる報告があるかもしれません。ぜひご参加ください!

地域連携ゼミ住民説明会 令和7年8月28日(木曜日)15時~16時30分 大仙市役所協和支所4階大会議室
あきた元気ムラ大交流会 令和7年9月6日(土曜日)12時~16時 大仙市仙北ふれあい文化センター
大交流会の詳細はこちらから→「あきた元気ムラ大交流会2025 in だいせん 」を開催します!(美の国あきたネット)