
4月19日土曜日、北秋田市七日市地域で、旧長岐家住宅の冬囲いを外す作業を「おさるべ元気くらぶ」のメンバーが行いました!


旧長岐家住宅(通称・長岐邸)は、江戸時代に七日市地域を治めた肝煎(きもいり)、今でいう「村長」が暮らした住宅です。約200年前に作られた住宅で、当時の秋田藩主が領内を巡回する際の宿泊場所にもなりました。秋田県と北秋田市の有形文化財(建造物)に指定されています。→旧長岐家住宅(元気ムラサイト記事)

この日は有志グループの「おさるべ元気クラブ」の皆さんが、長岐邸の雪囲いを外す作業を行いました。




皆さん、脚立持参です! 雪囲いのサッシや板に打ち付けられた釘を外し、一枚一枚取り外して倉庫にしまっていきます。
長岐邸の外壁には傷みも見受けられましたが、柱がしっかりしているので、今年の雪の重みにも耐えていました。昔の人々の技術はすごいですね。
長岐邸の外壁には傷みも見受けられましたが、柱がしっかりしているので、今年の雪の重みにも耐えていました。昔の人々の技術はすごいですね。

休憩中の一コマです。朝9時にスタートし、12時前に作業が終了しました。
今年は大雪に見舞われた北秋田市ですが、田んぼの雪どけも進みました。これから農作業も本格化していきますね。
今年は大雪に見舞われた北秋田市ですが、田んぼの雪どけも進みました。これから農作業も本格化していきますね。
長岐邸は、地元小学校の総合学習や、子供食堂、市主催のイベントにも使用されています。また、帰省する地域出身者向けに一般開放することもあります。元気くらぶの皆さんが、毎年、維持管理を行っているからこそ、地域の歴史を後世に伝えていけるんですね。
体力的にもきつい作業ですが、「ここを残していきたいし、地域外の人にも知ってほしい。体が続く限り頑張る。若い世代が参加してくれたらありがたい。」とも話していました。元気くらぶでは、長岐邸を地域のシンボルとして、ここを利用したイベントを考えていきたいそうです。
体力的にもきつい作業ですが、「ここを残していきたいし、地域外の人にも知ってほしい。体が続く限り頑張る。若い世代が参加してくれたらありがたい。」とも話していました。元気くらぶでは、長岐邸を地域のシンボルとして、ここを利用したイベントを考えていきたいそうです。


長岐亭の中庭には、福寿草が見ごろを迎えていました。これからの季節、長岐邸で行事が増えていくと思うと楽しみですね。

七日市地域からお届けしました!