3月7日(金)、能代市梅内地域の梅内聚落コミュニティセンター(以下:梅内コミセン)にて、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」との交流会が開催されました!NPO法人あきた元気ムラGBビジネスの主催です。
東京よりNPO法人銀座ミツバチプロジェクト様(以下:銀座ミツバチ)をお招きして、参加地域のいいとこ・いいもの探しの意見交換をしながら交流を図ろうというのがねらいです。
午前中は、住民たちが銀座ミツバチの方々を、地域の主だったところに連れ案内しました。
「宝の森林(やま)プロジェクト」の活動拠点の土場にて“薪棚”の説明をしていました。
先月末の大雪でどっさり降り積もった雪!これでもかなり溶けたとか。。。
集落に住む80代の方は、こんなに雪が積もったのは初めての経験!と、大雪に驚いていたそうですよ。
「宝の森林プロジェクト」メンバーの工房を案内、色々な作品を作っています。ちなみに、上の写真の「掛け杉くん」!
現在、大量注文が入り絶賛製作中とか(^^♪
そして、梅内山菜倶楽部の山菜保管場所で、山菜の塩蔵物を紹介しました♪
上の写真には、採れたての「ふきのとう」が!間もなく出荷されるそうです。春がすぐそこまで来ていますね(^^♪
銀座ミツバチの方々を連れて地域を回っていた一行が戻ってきました。
交流を兼ねながら、皆で昼食タイムです♪
この日のメインは田の源そば!地域で栽培されているそば粉で作られているソバです。
皆さん、せっせと配膳していましたよ。
昼食をとりながら、梅内地域で採れる山菜の紹介や、露地ではなくあえてハウス栽培している山菜(ヤマウド)の紹介をしていました!
昼食のあとは、スライドを用いて梅内地域の取組や、銀座ミツバチの活動内容について紹介がありました。
地域では「宝の森林プロジェクト」や「梅内山菜倶楽部」が主だった活動をしており、
現在、「宝の森林プロジェクト」が力を入れているのは“薪の駅プロジェクト”、間伐材を薪にして販売し地元資源のエネルギーとしています。
また、梅内山菜倶楽部の皆さんは、個人で山菜を採取し出荷するのではなく、ほとんどが共同作業となっています。午前中は採取、午後は出荷作業と共同でやることで作業がスムーズに進み、何より皆で集まり和気あいあいと楽しく出来ていることが、元気の源とか^^
この先は、後継者となる方々を探しだすためにも、関係人口を構築していくことを考えているようです!
《参考》梅内地域で公開しているHPもぜひご覧ください! → 梅内聚落
銀座ミツバチさんは、2006年3月28日(ミツバチの日)に設立されました。「銀座でハチミツが採れたらおもしろいね」と養蜂活動から始まり、現在は都市緑化、環境教育、地域連携など様々な分野で活躍されているNPO法人です。
田中副理事長から、現在の活動の紹介があり、そのあと意見交換!
銀座ミツバチさんからは「梅内で温泉の水を半分以上、捨てていると聞きもったいないと思った。これを利用して、サケ等の養殖をやってみたらどうか。実際に温泉水を利用して養殖している地域が他県にはある。」、「人が来てくれるのを待つのではなく、アピールが必要!大館能代空港から近く、道路渋滞がないから都会の人にはアクセスがスムーズ。梅内には沢山の集落林や冷泉、そして美味しい山菜がふんだんにあるので、都会の人がリフレッシュできるのには十分な環境、これを生かしてほしい。」などの提案がありました(^^) また、「銀座ミツバチ発行の「銀ぱち通信」に掲載も可能だから相談して欲しい!」という心強いお言葉もいただきましたよ♪
宝の森林(やま)プロジェクト事務局の船山氏は、「田中副理事長からお話いただいた“農作業や山菜を食べることはストレス軽減になる。”ということは、アピール点になるなと思う。工夫を重ねていきたい!」と感想を述べられました。
最後に皆さんで記念撮影♪
梅内地域の皆さんは、この日の交流を通して、新たな工夫や次に繋がる取組を考えるきっかけになったようです。
地域の資源を生かした取組をこの先も絶やすことなく、続けていきたい住民の皆さんの意気込みを感じられた交流会だったように思います!
梅内地域の皆様の益々のご発展を祈念します(^^)
以上、能代市梅内地域からお届けしました!
●おまけ
梅内聚落コミュニティセンター内に設置されている薪ストーブ!やはり暖かさはピカイチでした。
炎のゆらぎに癒されます♪