10月27日(火)、横手市金沢地域の金沢孔城館で、令和2年度「防災研修会」が行われました。
金沢地区市民地域会議主催、金沢地区交流センター運営委員会の共催です。

平成29(2017)年に金沢地域でおこった集中豪雨を教訓に、地域住民が情報を共有し、災害時にどのように対応するかについての意見交換会が
2部構成で行われました。


第1部は、日本赤十字社秋田県支部事業推進課の稲岡一枝さんから、「避難所で役立つ知識と技術」について講演がありました。稲岡さんが東日本大震災時にボランティアをした時の体験をもとに、当時の避難所の情報を細かく話していました。大災害のときには、避難所に食料、飲料が届くのは丸二日後、仮設トイレが設置されるのは、約一週間後とのことでした。そこで、非常時持出袋の重要性を説いていました。

   
稲岡さんの話の最後に、正しい手洗いの仕方について指導があり、参加された皆さんは、真剣に取り組んでいました!
コロナ禍のご時世ではもちろん、災害時の避難所においても、正しい手洗いはとても大事ということでした。



第2部は「金沢地区で災害が発生したら⁉」をテーマに、地域の生活支援協議会の代表、金沢地区婦人会長、地域の消防団の代表の方がパネラーとなり、それぞれ平成29(2017)年の集中豪雨時の体験や災害時の心得などを話して、その内容についてアドバイザーの秋田県南部男女共同参加センター長の藤原恵美子さんと意見交換をしました。

誰かがやるのではなく、「災害時にはその場にいる一人一人が自覚を持ってやることが求められる」とのことです。いつやってくるかわからない大災害に備え、参加者の方には、とても参考になる防災研修会となっていました。

おまけ(^^)

金沢孔城館の玄関横に、稲わらが干されていました。年末のしめ縄作りに使われるそうで♪
秋も深まり、そんな季節もまもなくやってくることを感じる風景でした。

以上、横手市金沢地域からお届けしました♪