12月26日(木)、湯沢市横堀地区で雄勝中学校の3年生が、横堀地域づくり協議会の
皆さんと一緒に「桜えんぴつ」作りを行いました!
当日の様子をご紹介します♪



横堀地域づくり協議会が取り組んでいる「桜えんぴつ」は、桜の名所「役内川の桜並木」の桜の枝を使って制作しています。
豪雪地帯の横堀地区では、毎年、雪の重みで桜の枝が折れてしまい、その数は軽トラックの荷台、数台分になるそうです。
処分するにも手間がかかる「厄介者」となっていたのですが……


 

この「捨てるだけだった“厄介者”を“資源”にしよう!」と、
令和2(2020)年から桜の枝をチップ化する機械を導入し、チップを肥料に活用したり、
桜の枝を使ったえんぴつ作りを
行っています。



雄勝中学校の生徒に桜えんぴつ作りを体験してもらう活動も3年目になりました。
中学校でも地域との交流を重視していて、地域
行事には積極的に参加するようしており、
この日は約30名の生徒が、横堀交流センターで桜えんぴつの制作を行いました!
1人2本制作するので、協議会で100本分の材料を準備したそうですよ。

 

 

あらかじめ、桜の枝をえんぴつ用の長さに切りそろえ、
電動のやすり機で形をそろえて、ドリルで鉛筆の芯を入れる穴をあけていきます。
見ていると簡単に見えますが、実際にやってみると意外と難しい…
生徒さんも協議会の皆さんに教えてもらいながら、元気に熱心に制作していました!

 

穴をあけたえんぴつに、毛糸を通せば完成です♪
今年度はドライフルーツ作りなどで生徒たちと交流する機会も多く、
「子供たちと会うのが楽しみになってる」と話す人もいました。

 

完成品と一緒に、いい笑顔を見せてくれる生徒さんたち♪

 

えんぴつ作りが終わったら、てきぱきと片づけを行っていて、とても元気でした♪




最後にお礼の挨拶!「桜の資源をつかって、こういう活動ができるのは素晴らしいと思いました。
他の人にも作り方を教えていきたい」と感想を伝えて、「ありがとうございました!」と締めくくっていました。



この体験をこれからも大事にしていってほしいですね(^^)


 

こちらは、桜えんぴつ作り終了後の横堀地域づくり協議会の懇親会の様子♪
令和6年度は、これまでのおしら様の保全活動や桜えんぴつ作りに加え、
放置柿を使ったドライフルーツを商品化するなど、様々な活動に取り組んできました!

放置柿を新たな地域資源に!「地域資源活用プロジェクト」
横堀地区で桜のチップで燻製を作って楽しむ会が行われました♪
横堀地区で「横堀・若者まちづくりミーティング」が開催されました!~まずは仲間になりましょう♪~
学校と地域の交流の場に♪ ~湯沢市雄勝小学校で地域交流フェア!~




横堀で作ったドライフルーツの柿にチーズをのせたおつまみや、ヨーグルトに混ぜたものをみんなで試食♪
1パックに入れる柿の量や値段など、他地域の商品を見ながら検討されていましたよ。
おいしく楽しいひとときでした♪
ドライフルーツの商品のネーミングも中学生と一緒に考えていくそうです(^^)
どんな名前の商品になるか楽しみですね。
横堀地区からお届けしました!

●おまけ
 

えんぴつ作りを終えた生徒のみなさん♪ プロジェクトアドベンチャーの一つで“背中合わせで座った状態から立ち上がれるのか!” を楽しんでいました^^
大盛り上がりのワンショット(^^)


 

懇親会の場で、住民の女性たちが持ち寄ってくれた、なると餅にサラダ寒天。
この他にも、手作りお豆腐にお漬物と、横堀の皆さんは料理上手でした!