12月14日(土)、三種町下岩川地域で、「つなぐ料理教室」が行われました!
下岩川地域づくり協議会の(以下:協議会)の「くらし部会」では、地元に伝わる郷土料理の作り方を次世代に伝えようと、今年度、すでに2回の料理教室を開催してきました。
この日は3回目の料理教室となりました。

それでは当日の様子をお届けします。
     
会場は地域の「すいらんの館」、当日は親子での参加も多く、過去最多の40名弱の方が集まりましたよ♪    


            
この日のテーマは「おやき」と「ジャガイモのピザ」!

おやきは“あんこ”と“きんぴらごぼう”の2種類作ります。
        
炊いた餅米に米粉、砂糖の分量を混ぜ、餅つき機で柔らかめの生地を製作。手にピタピタにくっつくような柔らかさでしたよ。

                      
先にあんこのおやきに取り掛かり、くらし部会の方々の見本をみながら、参加者はそれぞれ生地にあんこを包んでいきます。
あまり平らにせず、丸みを持たせるのがポイントだとか。
           
皆さん、柔らかい生地に悪戦苦闘しながらも、楽しんでいる様子♪
お孫さんを連れて参加された方もいました。
「難しいけど、やったことないから楽しい♪」と、集中して取り組む姿は愛らしかったですよ^^

       
出来たものからどんどんホットプレートで焼かれていきました。



協議会の事務局の信太さんが、進行役を務め、次の作業へもスムーズに進んでいきました。

       
次のおやきに使う生地のお米が炊き上がるまで、ジャガイモのピザづくり♪
ジャガイモを細かく千切りしたものがすでに用意されて、それをフライパンで焼いて生地作り。
片面の焼き上がりを待っているだけなので、とても簡単です。

            
片面が焼け、ひっくり返す作業が上手にいったときの、会場の喜びようが凄かった!笑いが絶えませんでしたよ^^

            


あとはトッピングをして、具材に火が通り、チーズが溶けるのを待って完成です。

                   
もう1種類のきんぴらのおやきを作り、この日のテーマ作品の出来上がり!
おやきの生地が柔らかく作られているためか、食感がとても柔らかく、この柔らかさが3日ぐらい持続するそうですよ。


この日、能代市浅舞から参加した80代の方(写真真ん中)は、「新聞にこの料理教室の案内が出てて、どうしても来たかった。けれども森岳まではわかるが、下岩川には行ったことがなくあきらめかけていたのよ。電話に出てくれた事務局の方が森岳まで迎えに来てくれるというから、ありがたく好意に甘えてきたけど、私、実は“おやき”を作ったことがなくて、来て本当に良かったわ。」と、話していました。誰よりも熱心に取り組んでいたかもしれません。

    
協議会では、この日のレシピを自分の好きなように記してもらえるような配慮も!






おやきはそれぞれに持ち帰りがありましたが、ジャガイモのピザは熱いうちに食べたほうがもちろん美味しいので、この場で試食会♪
おやきも半分ずつ、試食がありましたよ。
「ピザ生地を作るのが結構、手間なんだけど、これならジャガイモを切るだけだから簡単!しかもフライパンで出来るし、何よりモチモチしてて美味しいね。」
と、あちこちから声が(^^) 冬休みにお子さんと一緒に作るのもよいかもですね。


協議会のくらし部会、近藤部長からごあいさつ。
「今回は、過去最多の申し込みがあったので、このように別室を設けて皆さんでおしゃべりしながら試食をしていただきました。大勢で出来るのは本当にうれしいです。この次も別テーマで予定しておりますので、ぜひ、また参加くださいね♪」と!

『楽しいことには、自然に人が集まってくるもんだ。』と、途中でチラッと様子を見に来た協議会の赤川副会長の談もありました(^^)

さらなる継承に向けて、下岩川協議会は、すでに次回の案を練っていることでしょう!楽しみですね(^^♪
ご興味がおありの方は、下記ラインからも詳細がわかります。

【お問い合わせ】下岩川地域づくり協議会

以上、三種町下岩川地域からお届けしました!

●おまけ
    


           
3月に行われた「イワガのごっつぉ祭り」、地域の方々が下岩川の食材を使用した料理を持ち寄り、展示されました。
約40の料理が集まりましたが、これを次世代に繋いでいきたいと、レシピ集にまとめたものが出来上がりましたよ♪
皆さんの熱意が伝わってきますね。