11月18日(月)、由利本荘市坂之下地域にお邪魔しました!
この日は月1回のお楽しみ「坂之下サロン」の開催日♪ 当日の様子をご紹介します!


 

坂之下地域では、平成23(2011)年から住民有志で「坂之下そばの会」をつくり、耕作放棄地でそば栽培を行っています。
上の写真は、以前に撮影したものですが、そば畑
からの鳥海山は絶景です(^^)
毎年、地元の矢島保育園でそば打ち体験を開催するなど、とても喜ばれているそうですよ。



 

この日も、そばの会の茂木会長が、新そばをふるまおうと、手打ちそばの準備をされていました♪




そんな坂之下そばの会のメンバーで、平成26(2014)年から毎月1回開催しているのが「坂之下サロン」。
上の写真は、サロンで歌の会を開催した時の様子です。
由利本荘市では「高齢者が気軽に集える場」として地域ミニデイサービスを行う地域が増えていて、
坂之下でも、健康体操、血圧測定、クイズで脳トレ、お花見、ひな祭り、災害講座、食生活改善講習など、
その月ならではのお楽しみ行事を企画し、住民の方の楽しみの一つとなっています。



この日は坂之下出身の小番さん(写真中央)が、新聞紙を使ったミニゲームを開催♪


 

お互いに新聞紙を引っ張り合って、相手側の新聞紙を破ったほうが勝ち♪
「坂之下場所千秋楽開始~!」
「のこった、のこった、ひっぱれ~」と盛り上がりました!
 
小番さんは、介護の仕事に携わっていたこともあり、人に喜んでもらうことを常に考えていたそうです。
退職後は、依頼があれば、イベントや施設などでショーを行うほどの芸達者♪
坂之下出身という縁もあり、坂之下サロンがスタートした時から、このように協力してくれています。
「好きなことをやるのが生きがい。みんなが喜ぶ姿を見るのが楽しいのよ」と話していました。



おしゃべりやゲームを楽しんだあとは、お楽しみのお昼タイム。
坂之下産のそば粉を使った「新そば」です!


 

 

さらに、菊のおひたし、柿の白和え、旬のさつまいも、かぼちゃの天ぷら、
はやとうり、大根、ナスのお漬物に、スイーツにはお団子と、すべてスタッフの住民の皆さんの手作り♪



 

サロンに参加していた男性は、
「みんなと話して笑って、美味しいもの食べて、毎月の楽しみで生きがいになってる」と話していました。
女性たちもおしゃべりを楽しみにしているようです。


サロンの運営に携わる茂木さん(写真右)は、
「みんな、お料理を楽しみにしてくれてます。ここには、漬物名人、料理名人、買い物名人、おしゃべり名人、きのこ名人と、
たくさん名人がいるから、とても助かってるの」とお話していました。
また、普段、茂木さんたちが畑で野菜を作っても、自分の家だけでは食べきれないのですが、
「サロンの時にこの野菜で料理して、みんなに食べてもらおう」と考えると楽しいそうですよ。

スタッフの方も参加する方も、楽しみがあるから、この場所に人が集まってくるんですね。
坂之下のサロンは、昨年、100回開催を迎えたそうで、
「これからもがんばっていきたい」とスタッフの皆さん、お話していました!
笑い声が絶えない、坂之下地域からお届けしました(^^)