11月15日(金)、湯沢市横堀地区の横堀交流センターで、燻製づくりが行われました♪
横堀地域づくり協議会(以下:協議会)では、地域の桜並木の保全活動を毎年行っています。折れた枝の剪定などで廃棄する桜の枝が厄介者となっていましたが、この厄介者をチップにして、3年前から地域住民が集まり“燻製づくり”を行っています!
厄介者がチップになるまでの過程はこちらからどうぞ→湯沢市横堀地域で、桜の枝のチップを使った燻製づくり♪(2021年11月掲載)
それでは当日の様子をお届けします。^^
協議会では、住民同士の交流を図るための様々な事業を展開しています。
令和5年度末からは、熊を寄せ付ける放置柿が新たな地域課題となり、これを地域資源として活用する「ドライフルーツ作り」活動も始めました。
この日は、燻製した食材のほか、ドライフルーツや地域住民手作りのお料理を食して、皆で楽しもうという主旨でしたよ^^
取材班が到着したとき、真っ先に目に入ってきたのは、出来上がった数種類のドライフルーツたち!
この日、皆で試食しようと、数日前から準備していたそうです♪
メインの“燻製づくり”はどうなっていたのかと言うと…
桜のチップに火が入り、いい感じで煙が出てきていましたよ。
この日は、燻製になるのに比較的、時間がかからない「ちくわ」や「ウインナー」、「チーズ」などなど。
3年前に初めてチャレンジしたときは、コツや要領がつかめず、食材を焦がしすぎたりするなど、失敗作もあったようですが…
さすがに、3回目となるとコツも掴み、お父さんたちが手際よくいぶし作業を進めていましたよ(^^)
いい感じでいぶされています!私たち取材班もいぶされているくらい匂いが体に染みついてきていました。
出来立てのアツアツを味見させていただきましたが、ご想像のとおり言うことなしの美味しさでした♪
そして、横堀地区の新地(しんち)町内会から参加の方は、地元産のサツマイモを薪ストーブで焼き芋にしていましたよ。
今年度、初めて開催した新地町内会でのサツマイモイベントが大好評だったとか!薪ストーブを持参してこの日も振舞ってくださいました。
また、あらかじめ、時間のかかる卵や魚、肉なども事前に準備されていました♪
燻製ができあがったところで、お母さんたちが盛り付け作業。
卵を半分に切るのは糸で!道具がなかった頃の知恵ですね。その昔、祖母がこうして卵を半分にしていた光景を思い出しました(^-^;
燻製以外に、持ち寄られた料理とドライフルーツが盛り付けられました。寒天は県南部にお邪魔すると、持ち寄ってくる方がいる確率が高いかも。
漬物も得意分野というところでしょうか。
盛り付けが完了したところで皆で試食タイム!
その前に…
横堀地域づくり協議会の事務局、酒樹さんから柿のドライフルーツの商品化についての説明がありましたよ!
保健所の許可がでたら、試験的に販売していくそうです。価格をいくらにしようか、悩みの種になっているそうですが、地域ビジネスの一環として
これからも積極的に、ドライフルーツ作りに取り組んでいくようです。
横堀地域づくり協議会では、こうして様々な活動に取り組んでいます。
少子高齢化の波にも負けず、厄介者でも地域資源として活用するアイデアを生み出し、地域の活力となる活動に余念がありません。
横堀地区の皆様の益々のご発展を祈念いたします!
以上、湯沢市横堀地区からお届けしました♪
●おまけ
協議会主催で毎月開催している「よりみちサロン」の一環で行っている「よりみち菜園」で栽培されたサツマイモが収穫され、1キロ300円で販売されていましたよ。
「厄介者を資源に」活動で、協議会が製作している桜エンピツとタッチペン!イベントがあるたびに、販売されています^^
新町町内会で行われたイベントの様子♪焼き芋は即、完売だったそうですよ。