9月28日(土)、秋田市上新城地域で「ふるさと応援まつり~5周年記念の集い~」が行われました!
場所は「門脇家」!この日の主催者である門脇成英さんが、5年前にこの地にJターンしてきて空き家を買い取り民泊を始めた施設です。
広い敷地内には、地元の方や首都圏秋田県人会の方々が集まりました。第1部は音楽交流会、地元の皆さんが歌や踊りを披露していました^^
当日の様子をお届けします。
入口から母屋までのアプローチも広く長い門脇家、なんと野外ステージまで設置されています!
移住してきたとき、上新城地域には住民が集って楽しむような祭りがないと知り、
秋田市農山村地域活性化センター「さとぴあ」の渡辺センター長とともに、このイベントを発案し、毎年、この時期に開催しています。
取材班が到着した時には、門脇家の野外ステージが大いに盛り上がっていましたよ♪
住民の方々がお手製のお餅や赤飯、カレーライスに馬肉鍋を販売していました。
餅や赤飯を販売しているお母さんは御年84歳になるそうですが、ほぼ毎日、これらを手作りし直売所に卸しているそうですよ!
お元気ですね(^^)
そして、県内で広く親しまれている「ババヘラアイス」!
主催者の方の粋な計らいで、来場した方々すべてに振舞われていました。
9月末とはいえ、日中はまだ日差しが暑く、大人気でしたよ^^
さて、ステージに目を向けると…
「ダースコちんどん隊」の皆さんの演奏が始まりました。秋田県で唯一のちんどん屋とか!
代表のカチューシャ安田さんのつながりで、この日は東京都中野区から“ちんどんあづまや”さんにも、参加いただいていましたよ。あづまやさんのサックス演奏が印象的でした。会場からはアンコールの拍手が鳴りやみませんでした。
そして、この日のメインイベントである「上新城音頭」と「盆踊り」の披露の時間になりました。
60年前に生まれ、親しまれ楽しまれてきた「上新城音頭」を後世に残し伝えたいと、上新城地区振興会が“さとぴあ”
の協力のもと、令和6年3月、記録版のCDとしてプレスしました。閉校した上新城小学校最後の生徒5名と校長先生が歌い上げたものになっています。これを、この日は踊りを交えて披露♪
そして、さらには遠い昔に行われていた、この地区の「盆踊り」!音源を復活させて、この場で住民たちが久しぶりに踊ることになっていました(^^♪
披露の前に、「上新城音頭」と「盆踊り」の再興に尽力を注いできた「さとぴあ」センター長の渡辺さんより挨拶がありました!
5年前にさとぴあセンター長に赴任されてから、上新城地域のことを独自で深く学ばれてきた方です。
「山や川や田んぼしかないところだけど、その豊かな自然と人々の暮らしを歌いあげた素敵な歌になっています。この先も皆さんと呼吸をあわせ一緒に歌い踊り続けていきたいと思います。」という言葉が印象に残っています。
“どんどこどっきゃ”の音頭にあわせて、次々に皆さん、踊りだしました!
「本当に久しぶりに踊るから、覚えているか心配だったけど、体は覚えているもんだねえ。踊っているうちに、段々、調子があがってきて、最高に楽しかったわ。」と、盆踊りを踊った住民の声。
また、首都圏秋田県人会の方も何名か飛び入りで参加されていて、「私は出身が旧昭和町の大久保なのだけど、私のふるさとと踊り方が全く同じだったよ。地域が近いこともあるのかね。」と、汗をかいて楽しんでいました♪
「ふるさと応援まつり~5周年記念の集い~」ということもあり、大いに盛り上がったイベントになったようです^^
参加された住民の方々にとっては改めて、残していかなければいけない地域の唄と踊りがあることを、再認識されたのではないでしょうか。企画した門脇さんや、渡辺センター長も来年以降は、もっとこれを地域に浸透させていきたいと考えているようです(^^)
この先の、上新城地域の益々のご発展をお祈りいたします!
以上、秋田市上新城地域からお届けしました!
●おまけ(^^♪
地元の同好会“こまち連”の皆様が、「西馬音内盆踊り」を披露していました。繊細で優雅な踊りで、思わず息をひそめて
拝見していました^^
おそろいのTシャツを着たスタッフの方々、暑い中での作業の合間に、「ホッ」と一息♪後ろ姿を思わずパシャリ!
トンボが並んで木の板に… 仲良しさんなのでしょうか(^-^;