11月23日(木・祝)、秋田県内でGBビジネスに取り組む皆さんが一堂に集まり、
「みんなでつながる交流会(主催:NPOあきた元気ムラGBビジネス)」が開催されました!
当日の様子をご紹介します♪

●GBビジネスとは
GBは「G=じっちゃん、B=ばっちゃん」の略。
自分たちの住む地域の資源(山菜、きのこなど)を商品にすることで小さな経済を作り、
住民の皆さんの生きがいづくりにする活動です。
同じGBビジネスでも、広い秋田県内、北から南まで多くの地域があり、普段、顔を合わせる機会がありません。
コロナ禍もあり、交流の場も少なくなってしまったことから、
改めて地域団体の親睦を深めようと開催されました!


会場は秋田市の遊学舎。入口のポスター、なんだか楽しそうです♪

 

会場に入ると、地域団体の皆さんと秋田県立大学GBビジネスサークルの学生が、
だまこ鍋となめこ汁の準備をしていました!

令和2年に発足したサークルは、GBビジネスに取り組む地域のお手伝いや交流をしながら、
SNSで活動を発信しています。今回の交流会も、会場のポスター制作や設営準備など、
様々な場所でお手伝いしてくれています。



交流会に参加したのは、県内10地域の皆さん。
それぞれ自慢の逸品を持ち寄ってきたのですが……

   
柿の寒天、太巻き寿司、なた漬け、白菜漬け、こはぜのババロア
   
いぶりがっこ、ミズの柿漬け、あさづけ、田沢ながいもの赤しそ漬け、炊き込みごはん
 
とろとろわかめ、わらび餅

 

すごいですね~!全部撮影したかったのですが、撮影前に無くなってしまったものも…
紹介しきれずにすみません(涙)

 

おいしい料理をいただきながら、各団体の自己紹介タイム。
10地域の皆さんが、地域でがんばっていること、なやみごと、これからやりたいこと、
学生たちと一緒に行った活動の思い出などを話してくれましたよ。



つづいて縄ない体験。
五城目町森山地域で準備してくれた稲わらです。さすが、じっちゃんたちはプロ級♪

 
簡単なように見えて、やってみると、なかなか難しい…
参加者同士、初めて顔を合わせる人でも、こうした作業を通じて、自然な会話も生まれますね。
真剣な表情の方もいれば、「むずかしい~」と笑いながら作業する人も。


約3時間の交流会もあっという間。皆さん、楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか?
住民の方は「コロナで元気がなくなった集落が多くなった。GBビジネスで物を売るだけではなく、
この交流会のような場で横のつながりを強めていければ」と話していました。



こちらは、参加者のお土産に配られた「お手伝いカレンダー」。
GBサークルの学生が訪れた地域での活動写真を月ごとにカレンダーにしたものです。
春夏秋冬の伝統行事に参加したり、山菜採り、ばっけ味噌作り、
薪割りや原木きのこのコマ打ち、笹の葉の収穫といったお手伝いなど。
県内各地の情報がたっぷり♪

作成に携わった学生さんは「他の地域の活動にも興味を持ってもらえたら」と話してました。
カレンダーを通じて、人のつながりも増えていけば素敵ですね♪

今回の参加団体の中には、SNSの情報発信を行っている地域もあるので、
下記のリンクからご覧ください!
梅内聚落(Facebook)
県立大学GBビジネスサークル Xアカウント(@GB16806679)

●おまけ

参加者のお土産に配布された、ポストカードとシール。
イラストは学生さんが作成しました。今後、活動の場で配布していくそうですよ♪