1月8日(月)、横手市南郷地域で百万遍念仏が行われました!
無病息災を願う伝統行事の様子をご紹介します♪


当日は快晴に恵まれました(^^)

この日、百万遍念仏を行うのは南郷地域の三ツ屋集落。
集落に悪いものが入ってこないように、集落の境で数珠を回し、無病息災を祈祷します。

5集落で構成される南郷地域では、3集落で百万遍念仏が行われていて、三ツ屋集落は成人の日に、
雄物川と中南郷集落では1/17に行っているそうです。

   
19世帯の三ツ屋集落は、1世帯から1人は参加しているようで、朝8時を過ぎると、集落の端にある住宅に人が集まり始めました~


使用する数珠はタラノキ。


人数も集まったところで、百万遍念仏開始!
「なんまいだ~ぶつ、なんまいだ~ぶつ」と唱えながら、みんなで数珠をまわします。

  
数珠を1回まわすと、「一万回」とカウントしています。
これを100回やれば「百万」になることが行事の名前の由来なんだとか。
回数は中央で鐘を鳴らす女性が、ジェンコ(お金)を投げながら数えていますよ(^^)


一つの場所で終了したら、次の場所へ移動し、計3か所で数珠をまわします。
それにしても、カメラマンの数がすごい(^-^;
マスコミはもちろん、横手市、羽後町、なんと山形県からも撮影にきた方も♪
「昔ながらの行事が残っているのが珍しい」と話していましたね。


最後の場所へ移動します!

  

  
息が白くなる中、寒さにも負けず、子供から大人まで、みんなで数珠をまわしました♪


参加していたお母さんは、「(百万遍をやる日に)お日様が照るのも初めてかも。
寒い時期の行事だけど、三ツ屋の大事な行事だから、絶やさないようにしたいね」
と、話していました♪
「今年はきっといい年になるよ~」とも(^^)


集落活動コーディネーターが南郷地域からお届けしました!