2月20日(土)、「あきたを支える『関係人口』オンライン交流会」を開催しました!

●関係人口とは
地方では、人口減少や高齢化が進み、活動の担い手不足が深刻な一方で、
大都市圏では、地方に関心を持って地域づくりに貢献したいという人や
故郷と関わりを持ちたいという人も増えてきています。
移住した「定住人口」でもなく、観光で訪れた「交流人口」でもない、
観光以上移住未満」の立場で地域活動に関わる人を「関係人口」と呼んでいます。

●元気ムラに関係人口を!
県では元気ムラ地域に「関係人口」を創出しようと、
首都圏や関西圏にお住まいの方を集落に招き、
地域のなりわいや行事に触れていただくことで
繋がりを作ってもらう予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止のため、
オンライン交流会の開催に変更しました。

●オンライン交流会の参加地域
 

元気ムラ地域からは、山田地域(大館市)、梅内地域(能代市)、
三ツ方森地域(由利本荘市)、田沢地域(仙北市)の皆さんが
配信会場の遊学舎(秋田市)に集まりました。
オンライン参加は、元気ムラに興味がある首都圏、関西圏にお住まいの22人♪

 

今回の交流会のために、元気ムラ地域の活動や
住民インタビューの様子を撮影した映像を制作しました。
元気ムラの魅力を発信して「関係人口」を創出しよう(2020年11月掲載)

映像と併せて、自分たちの暮らす地域のなりわいや
行事の様子を紹介する元気ムラ地域の皆さん。画面ごしに親睦を図ります♪

●地域の魅力が詰まった特産品セット

オンライン交流会に参加された方には、
事前に元気ムラ地域の特産品をお届けしました。

・原木なめこ(山田地域)
・天然秋田杉コースター(梅内地域)
・わらび餅づくりキット(三ツ方森地域)
・田沢長いも(田沢地域)

それぞれの地域の取組から生まれたものばかりですよ♪
映像に映る特産品を直接手にしていただくことで、
地域をより身近に感じてもらえました。

●わらび餅づくり
 

全体会の後半は、調理室からの中継。
三ツ方森地域では、わらび餅の原料となる「わらび粉」を作っており、
このわらび粉を使い、三ツ方森地域の女性たちが、わらび餅づくりを実演しました。

 

事前に参加者にお届けした「わらび餅づくりキット(写真左)」には、
わらび粉、砂糖、きな粉が入っています。
水で溶いたわらび粉を電子レンジで温め、よく混ぜる工程を2回ほど繰り返すと
お手軽わらび餅の完成♪
右の写真のように、きな粉をまぶしても美味しいです(^^♪
オンライン参加の皆さんにも、画面ごしに作り方を見ながら
一緒に作っていただきました。

●地域の人とじっくり話そう!

その後は、4つのグループに分かれて交流の時間♪

 

 

首都圏や関西圏に住む参加者からは、
雪の様子や、行事のこと、山菜やきのこの話題など、様々な質問があり、
グループごとに和気あいあいと交流を図りました。


会場に集まった、元気ムラ地域の皆さんとスタッフ関係者。

県外の参加者の方からは、
「集落の方とたくさんお話しし、集落の魅力をより知ることができた。
どの集落にも素敵な魅力があることに気づく機会になった」
「アフターコロナの際には、是非行きたい!と強く思えた良い機会であった。
伝えたい事が表情や言葉から十分伝わった」という声が寄せられました。

元気ムラ地域の方も
「画面越しの交流は初めてで、とても緊張しましたが、
限られた時間で、自分たちの活動を知ってもらう
いいきっかけになったと思う」と話していました。

秋田の元気ムラ地域と、そこに暮らす人々の魅力を感じてもらうオンライン交流会。
コロナが落ち着いたら、ぜひ、秋田の元気な地域にお越しくださいね。

「あきたを支える『関係人口』オンライン交流会」のリポートをお届けしました!