8月5日(木)~8月6日(金)、藤里町の粕毛地域で小学生の夏休み宿泊体験が行われました!
「ふじさと粕毛まちづくり協議会」が主催し、「NPOふじさと元気塾」が事務局となり、平成29(2017)年より行われています。
「はなの民泊通り」の農家民宿に一泊し、二日間を通して工夫を凝らした催し物が行われています。

※「はなの民泊通り」についての詳細はこちらから→「粕毛 はなの民泊通り」農家民宿の取組

それでは取材班がお邪魔した1日目の様子をご紹介します。

この宿泊体験は「民泊交流会」と称して、もともと粕毛地域の活動に参加していた大学生が「民宿を利用した交流会をしてみたい」と始まったものです。
今回も2名の大学生の参加を予定していましたが、新型コロナウイルス感染者が直前で増えてきたために、小学生のみの宿泊体験になりました。

  
今回参加したのは、藤里小学校の4~6年生の8名。昨年から参加している児童もいれば、初参加の子もいました。
1日目、粕毛交流センターに子どもたちが集合し、はじめに自己紹介とオリエンテーションが行われました!
ふじさと元気塾の小山さんから「暑いのでムリはしない!!具合が悪くなったらすぐに手をあげましょう」と注意喚起されるほど、気温は高く日差しが照り付ける日でした。

 
最初の体験、「ブラックベリーの摘み取り」のため、畑に向かいます。途中、旧粕毛小学校敷地内にある二宮金次郎の銅像に挨拶をしました(^^♪


普段、はなの民泊通りの民宿のお母さんたちが摘み取りしている畑で、この日は子どもたちが代わりにブラックベリーを摘み取りしました♪

 

 

 
「初めてやったけど、意外に簡単に採れて楽しい。^^」などと、初めのうちは張り切っていましたが、さすがに外は灼熱の日差しが降り注いでいて…
 
給水タイムのあとは、あまりの暑さに少しぐったりしてしまいました(^-^;


摘み取ったブラックベリーは、毎日計量しており、この日も子供たちが摘み取ったものを計量しました。
誰が一番頑張ったのかが、一目瞭然になってしまいましたが。^^
子どもたちが摘み取ったブラックベリーは、お母さんたちが、ジャムやピューレに加工するそうです。

 


ブラックベリー摘み取りの後は交流センターに戻り、昼食まで少し時間があるので、ドッジボールや腕相撲に興じていました♪ 子どもたちの笑い声がはじけていましたよ。^^

   
この日の昼食は、農家民宿「陶(とう)」の佐々木喜恵子さん、お手製のもの。
厨房にエアコンはなく、暑い中での作業でした。毎年、お手伝いしているようですが、「子どもたちの元気な顔を見るのが楽しい。」と、慣れた手つきで料理に勤しみます。

 
メニューは「冷し中華」と「トマトゼリー」。トマトゼリーのトマトは佐々木さんの畑で採れたもの。取材班もご馳走になりましたが、トマトが甘くて冷たくて、とても美味しかったです♪


ドッジボールではしゃいだ後の昼食は、さぞかし美味しかったのか、子どもたちは夢中でほおばっていましたよ。
昼休憩のあとは、いよいよこの日のメイン、川遊びに向かいます。^^

   
場所は「白神山地世界遺産センター」前の「藤琴川(ふじことがわ)」です。昨年は天候不順で中止になったそうなので、これを楽しみにしてきた子どもたちもいました。
川に入る前に、職員の方から、川に入る注意点(川の中でやってはいけないこと)や、アブの対処法などの説明を受けました。子供たちの目つきも真剣です。


川に入る直前にも、再度、説明を受けました!大人も、子どもたちの安全を守るため、必死です。

それでは、子どもたちの涼し気で、楽しそうな様子をご覧ください。
 

   

   
「川遊びは初めてだけど、魚を捕まえるのが楽しみ♪」と、張り切っていた子どもたち。
カジカなどの川魚を探し当てようと、夢中になって川の中を覗いたり、泳いだりしていました。^^
夏休みのよい思い出になったのではないのでしょうか。


川遊びのあとは、子どもたちは各民宿に分かれて宿泊します。それぞれに夕食づくりをしたりと、宿の方たちとのふれあいを楽しんだようです。
二日目の6日(金)は、自由時間となり地域を散策して回ったようでした。^^

粕毛地域の宿泊体験は、冬休みにも行われていて、ソバ打ち体験などをします。
宿泊体験を通して、参加した子どもたちが自分の住む町で新たな発見をし、さらに地元愛が増してくれたら、なお、嬉しいですね(^^♪

以上、藤里町粕毛地域からお届けしました。^^