10月28日(金)、湯沢市横堀地域で、桜の枝を使ったえんぴつ作りが行われ、
雄勝中学校の3年生が、横堀地域づくり協議会の皆さんから教わりながら制作しました。
当日の様子をご紹介します♪
横堀地域の国道108号沿いには、約3.3㎞にわたる「役内川の桜並木」があります。
横堀地域づくり協議会では、桜の花が咲く前に、国道のゴミ拾いや、
雪で折れた枝拾いなどを行い、環境整備に取り組んでいます。
この見事な桜並木の風景は、横堀地域の皆さんによって守られているんですね。
そして、上の写真は、毎年回収される桜の枝。相当な量になるそうです。
この枝は捨てるだけの「厄介者」でした。
そこで、横堀地域づくり協議会では桜の枝をチップ化する機械を導入し、
燻製づくりの燃料に使っています♪
チップにすると肥料などに活用できるので、まさに「リサイクル」。
昨年の様子はこちら→横堀地域で燻製づくり(2021年掲載)
今年は「捨てるだけだった“厄介者”を“資源”にしよう!」をテーマに
桜の枝を使って、えんぴつを作ることにしました。初の試みです!
えんぴつ作りに取り組むのは、雄勝中学校3年生の皆さん♪
桜の枝にドリルで穴をあけ、そこにえんぴつの「芯」を差し込み、ボンドで固定♪
枝の先端がえんぴつの形になるように、機械で形を整えます。
一見、簡単に見えますが、やってみると意外と難しいんです。
「ドリルは初めてで怖かったけど、いい経験になった!」
「えんぴつの削り方が思ったより難しかったけど、楽しかった」
「おじいちゃんたちの教え方が面白い♪」などなど。
ちなみに上の写真は、住民の方が作った「イス」のクラフト!
これを見て「すごい!」と目を輝かせる生徒さんもいましたよ。
地域の活動に触れながら、自分が興味の湧くものに触れられるのも素敵ですね(^^)
さて、桜えんぴつが完成しました!
1本は自分用に、もう1本は雄勝小学校の1年生にプレゼントするそうです。
生徒さんも「桜の枝を使ってえんぴつを作るという企画は、
とてもいいことだと思った。大事に使っていきたい」と話していましたよ。
横堀地域づくり協議会のスタッフの方は、
「横堀の桜の枝を知ってもらいたい!」と話していました。
横堀地域では、この後も枝のチップを使った燻製づくりなどを企画しています。
これからも、桜の枝をいろんな場所で活用していけるといいですね(^^)