4月27日(金)、出荷先となっている首都圏スーパーの担当者が、由利本荘市・赤田地域と、今シーズンからスーパーに山菜を出荷している男鹿市・男鹿中地域を訪問しました!
食と環境を考え、「生産者の顔が見える」という安全・安心をモットーに掲げる京北スーパー。
山菜などの商材がどのような環境の中で育ち、どのような方々が収穫や生産を行っているのか、現地へ訪れて地域の方と触れ合いながら情報を収集し、スーパーでの販促に活かしています。
●由利本荘市・赤田地域
赤田地域では「ふれあい加工所」を視察しました。
加工所では、山菜の水煮や惣菜のパック詰めが行われています。
国内では、国産のフキの需要が多く、供給が追いつかないほどだと言います。
フキは今や貴重な存在になっているんですね。
加工所を視察した後は、赤田地域で製造している山菜の惣菜を試食しながら意見交換をしました!
●男鹿市・男鹿中地域
春から京北スーパーへ山菜の出荷を開始した浜間口集落・中間口集落の皆さんと、先にGBビジネスの活動に取り組む、男鹿市・鮪川地域の皆さんが集まり、意見交換をしました。
今シーズン、浜間口集落と中間口集落ではフキノトウ、タラの芽、コシアブラ、こごみを出荷しました!
次々と質問が飛び交い、笑い声も響き合う賑やかな意見交換会になりました♪
「今まで自家消費でのみ採っていた山菜を出荷することになって、採ることが楽しみになった。運動にもなるし!」
「高いところに生えている山菜を採ろうとしてひっくり返ってみたりね(笑)」
「夫婦で採りに行った時は、枝を下すのが俺の役目なんだ~」
「あんなところにコシアブラの木があったんだ~って新しい発見もあったよ」
「山に行けば、もうワラビの穂を探してるよ。今日採れたのは5本くらい!」
出荷に携わった皆さんは、笑顔を浮かべながら、活動に参加した感想を話してくれました!
今回、岩渕さんと話をしたことによって、より具体的な出荷基準や、ニーズを知ることができたようでした。
「次はワラビやミズが出るよ!8月はミョウガかな」と次の出荷に向けての意欲を見せていました!
山菜のシーズンもいよいよ最盛期!
これからも美味しい山のめぐみをどんどん出荷していきます♪
以上、集落訪問の様子を集落活動コーディネーターがお届けしました!
★おまけ
写真は、「これってコシアブラ?」と中間口の女性が持ってきた山菜。
バイヤーの岩渕さんが調べてみたところ、コシアブラによく似ていますが「ハリギリ」という食用できる山菜なのだとか!
ハリギリの特徴は木にトゲがあることで、タラの芽と似た味わいがあるそうですよ。
思いがけぬ新たな山菜の登場に、「ハリギリも出荷できたらいいなあ」と、皆さんワクワクしていましたよ!