5月31日(木)、能代市の梅内地域で、
GBビジネスの山菜加工についての研修会を開催しました。
その時の様子をお伝えします。
GBビジネスでは、天然山菜を首都圏へ出荷していますが、季節が限られている生での出荷に加えて、水煮や惣菜といった、通年出荷できる山菜加工商品の製造にも力を注いでいます。
今後さらに出荷量を拡大するため、GBビジネス集落ネットワーク内で原料の山菜を確保し、加工設備のある地域へ集める仕組み作りをしています。
今回は加工に使用する塩蔵山菜の漬け方や、あく抜きや下茹でなどの下処理をした『フレッシュ加工品(と元気ムラでは呼んでいます)』の製造方法について、秋田市以北の地域を対象とした研修会を行いました。
会場は、梅内地域の梅内聚楽会館。
参加したのは男鹿中地域の浜間口集落・中間口集落(男鹿市)、南沢地域(上小阿仁村)、会場となった梅内地域(能代市)の皆さんです。
そして今回の講師は、元気ムラ加工商品を製造している赤田地域(由利本荘市)の皆さん。
赤田地域では町内会として加工所を運営していますが、加工部会のメンバーには食品加工に携わった経験のある方は誰もいなかったため、全くのゼロから加工を始めたそうです。
それが今では、首都圏スーパー向けの定期的な業務用惣菜の出荷に加え、様々な取引先からの引き合いも来るようになったため、加工用の塩蔵山菜が大幅に不足している状況です。
資料や実際の商品を見てもらいながら、説明を行った後は・・・
山菜と漬け樽を用意して、より具体的に塩蔵方法を実演!
加工を行っている赤田地域のお母さんと、今年からあく抜きわらびの出荷を始めた梅内地域のお母さんが中心となって解説します。
水煮加工にする場合も下処理済み商品の場合も共通して、出荷用の山菜は堅めに仕上げることがポイントのようです!
終始和気あいあいとした雰囲気の中、皆さん積極的に情報交換を行っていました。
山菜出荷の活動を通じて、集落の枠を超えた交流が生まれているのが印象的でした。
ちなみに・・・県南方面の地域を対象とした研修会も近日開催予定です!
以上、お宝ネットひろげ隊でした。