9月7日(土)、由利本荘市上笹子地域の月山神社祭典にお邪魔しました!
住民の皆さんが1年で最も気合の入るお祭り♪ 
当日の様子をご紹介します!

上笹子の月山(標高638m)の頂上には月山神社の奥宮があり、
古くから笹子の人々の信仰の対象となってきました。
麓の上笹子地域の「町」という町内に里宮が鎮座しています。

稲穂も黄色に色づいてきました。
お祭りは旧暦8月1日の「八朔(はっさく)」に近い
9月の第一土日に行われることから、別名「笹子八朔祭り」とも呼ばれます。
「八朔」は稲穂が実り始める時期にあたることから、
このお祭りも秋の豊作を祈願するものと考えられています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ→月山神社祭典(元気ムラ応援サイト)

この日は宵宮。
夕方6時になると、ほら貝の音が地域内に鳴り響き、
わらで作った腰蓑(ケンダイと呼びます)をまとった男衆の
長持ち唄が聞こえてきます!
宵宮の見どころの一つが、この「長持ち行列」の練り歩きです。

提灯持ち、ほら貝、奉納物を担いだ若者に赤い着物の踊り子、
そしてお囃子の子供たち!
彼らが2時間近くかけて、地域を練り歩きながら月山神社を目指します。
※写真をクリックすると拡大できるので、ぜひご覧ください。

長持ち唄を唄いながら、若者たちは何度も木札を打合せます。

練り歩き中、各家々から住民の方からお酒が振る舞われるのもポイント(^^)
「これは“景気づけ”なんだよ」とのこと。

時間が経つにつれ、ギャラリーも増えてきました。

「ジョヤサ!ジョヤサ!」のかけ声とともに
長持ちの担ぎ手たちも力が入ります(^^)

昔は陰暦で農作業を行ったため、
月の動きは農作業に欠かせないものだったそうです。
この日は、月がぽっかり出ていて綺麗でした♪
後編に続きます!(^^)