秋田市で第1号の農家民宿としてオープンした「重松の家」。オーナーは、広大な田園風景に囲まれた小又(おまた)地区で専業農家として暮らす、気さくな佐藤祐子さんと重博さんご夫婦です。
 気負わずにゆっくり滞在できて、季節ごとに変わる農業体験も可能で、地元の山で採れる山菜や畑で収穫される野菜、自宅近くの川で獲れた川ガニ、昔ながらのかまど炊きのご飯は、おこげがついて香ばしく格別に美味しいと評判です。
 リピーターのお客さんも多く、「(重松の家を)閉めたらダメだよ」と応援してくれるそうです。テレビ番組『YOUは何しに日本へ?』には2回出演しました。カナダに留学している男の子が「農業体験をしたい」と東京から来たことがあるなど、楽しいエピソードもたくさん。秋田駅から車で20分、のどかな自然の中で、ゆったりとした、ぜいたくなひとときを重松の家で過ごしてみませんか。
                                                                                                                                                                                 



【お問い合わせ】農家民宿 重松の家(完全予約制)
●住所:〒010-0132 秋田市上新城小又字田中13
●電話:018-870-2345(佐藤)
●定員:2部屋(1日1組)7名まで。団体受入も対応しています。
         
記事執筆協力
秋田市農山村活性化センター「さとぴあ」

【関連リンク】産地直送ブログ
秋田市上新城地域で続く小正月行事「ナマハゲ」!(2025年1月掲載)

こちらの記事もおすすめです

小又(おまた)・白山のナマハゲ行事

現在の公民館は、かつて「夜学小屋」と呼ばれており、地主や寺の和尚が農家の師弟や若手の使用人たちを集めて勉強を教える場所でした。使用人たちは、三食のご飯は食べることができるが、お酒を飲む機会はまずなかったそうです。そこ...

伝統行事・イベント

伝統行事

小正月行事

上新城地域の「庚申塔(こうしんとう)」

   上新城地域では、あちこちの路傍に「庚申塔」が置かれているのが見られます。 「庚申塔」は中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことです。「庚申講」(人間の体内にいるという三尸⦅さんし⦆とい...

歴史

史跡

神社・寺

新城地域の窯跡

 「秋田城」は、奈良時代に造られた日本最北の古代城柵で、当時の律令国家が東北地方各地に支配拠点として置いた大規模な地方官庁だったと言われています。秋田城出土木簡(※)からは、上野国(こずけのくに)からの進上木簡が多く見ら...

歴史

地域の歴史

史跡