仙北市北部川崎地域に咲く黄色の可愛らしい花。その花の正体は、200年前からこの地域にあるという「雫田カブ」です。現在、雫田カブは地元のそば畑の中や、あぜ道などに自生していますが、その昔、食べ物が不足していた時には、雫田カブが地域の方々の飢えをしのぎ、命を繋いだといわれています。
最近では、食べることは少なくなったという雫田カブですが、歯ごたえと辛みがあり、お漬物にすると美味しいそうです。地域の昔と今を繋ぐ雫田カブは、現在も北部川崎の土地に根を張り、その葉を揺らしています。
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