画像:掛魚(かけよ)まつり

  にかほ市金浦地域の掛魚(かけよ)まつりは、江戸時代の元禄年間(1688年~1704年)から始まったといわれる伝統のお祭りで、かつては港の近くにある神社の宵宮祭りとして行われていましたが、明治年間に金浦山神社と合祀したことから、毎年2月4日に行われるようになりました。

 水揚げされた大鱈を神前に掛けて奉納し、大漁祈願や海上安全などを祈願します。
 お祭りで振る舞われる鱈汁は、海難などで近隣から受けた援助に感謝して振る舞われたことが始まりとされています。
平成28(2016)年3月掲載

 

 

こちらの記事もおすすめです

赤石集落のアマハゲ

  にかほ市金浦地域の赤石集落で、小正月に行われる行事です。  赤石集落の子供がケラを纏い、顔には墨を塗って「アマハゲ」に扮して家々を練り歩きます。  アマハゲ行事は無病息災を祈願する行事で、アマハゲが落としていっ...

伝統行事・イベント

小正月行事

日本海の美しい景観 金浦漁港

  漁港に停まる漁船や、瓦屋根の家々、広大な日本海。にかほ市金浦地域の金浦漁港の美しい景観は、金浦地域のビューポイントと言えます。  また、金浦漁港にある「沖ノ島方角石(おきのしまほうがくいし)」は、漁師が出港可...

自然・施設

ビューポイント

イチジクの里、大竹集落

  9月中旬から10月いっぱいにかけ、にかほ市金浦地域の大竹集落では、県道289号の西側に位置する「イチジク団地」で収穫の最盛期を迎えます。   昭和10年(1935年)頃からイチジクの栽培に着手し始めた大竹集落では、2016年現...

野菜・果物