画像:男鹿の伝統食「エゴ」

 「エゴ」は海藻のエゴ草を使った男鹿を代表する伝統食です。
春先に海岸で採れるエゴ草を丁寧に洗って不純物を取り除き、ミキサーなどでとろとろになるまで溶かして水と一緒に煮込み、容器に流し込んで固めればエゴの出来上がり。酢味噌やからし味噌と一緒に食べるのがおすすめです。

 エゴは秋田県内のスーパー等でも販売されていますが、男鹿の人々はエゴ草を白くなるまで何回も洗うので、見た目が白くなるのが特徴です。プルプルと弾力があり、食べ応え抜群。もちろん、女川地域でも食べられています。
男鹿市の直売所などで販売しているので、お見かけの際は、ぜひご購入ください。

令和2(2020)年3月掲載

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