能代市檜山地域の追分集落を通る県道4号沿いに、江戸時代に整備された「羽州街道」の面影を残す松並木があります。羽州街道は当時の主要な幹線道の一つで、江戸からの距離の目安となるよう、一里(約4km)ごとに「一里塚」と呼ばれる道標を築いたり、松並木を植えたりして、街道を整備しました。追分集落の松並木は天和元年(1681年)、佐竹藩が整備したもので、天和期に植えたのち補植を行いました。樹齢200年と推定されており、当時を今に伝える貴重なものとして秋田県指定史跡となっています。
『歴史探訪檜山パンフレット』
『現地看板』
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