能代市 中国木材株式会社 能代工場
代表取締役 堀川 智子
企業名 | 中国木材株式会社 能代工場 |
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ホームページ | http://www.chugokumokuzai.co.jp/ |
立地住所 | 能代市扇田字扇渕 |
TEL | 0185-58-5561 |
FAX | 0185-58-5562 |
中国木材は木材住宅の構造材メーカーとして常に環境のことを考え、より良い部材を安定して供給することを最大の使命と考えてきました。
元々は北米のベイマツを利用していましたが、国内林業の衰退や森林の荒廃といった問題にも取り組むべく、国産材事業も手掛けるようになりました。
従来利用が難しいと評価の低かった国産スギを有効利用する為に、強度に優れるベイマツと組み合わせた異樹種集成材「ハイブリッド・ビーム」を開発するなど利用拡大に積極的に取り組んでいます。
木材は重量の半分が炭素なので、木材が住宅に利用されることは大気中の二酸化炭素を固定する事につながります。
さらに当社は木材を製造する時に発生する樹皮やオガなどを燃料としてバイオマス発電を行い、木材資源を余すことなく利用しています。
成長が鈍り二酸化炭素の吸収力が弱まった伐採期にある木を、耐久性に優れる良質な住宅として固定し、植林により森林資源を永遠に継続させていくことは、地球温暖化の防止とともに私たちの生活に大きな惠みをもたらしてくれるものです。
日本一の素材生産量を誇る東北地方の中でも秋田の杉素材生産量は宮崎県に次いで全国2位、秋田の杉人工林面積は36万haを超えており全国1位となっています。
秋田県の資源を生かし、林業・木材産業の活性化を図るには、山にある木を製品にして出荷するまでを安定した供給体制にすることが必要であり、当社はその受け皿になりたいと考えています。
秋田県能代市での工場は製材工場・乾燥加工集成材・バイオマス発電の事業を行います。
山から出てくる木材は大きいもの、小さいもの、曲がったもの全てを受け入れて山元へ還元していきます。
大型木材コンビナートを作成しますので従業員は250名を予定しており、その内、210名を地元雇用する計画です。