本文へスキップ

風土を楽しむ

曽布沢(そふさわ)神社祭典

画像:曽布沢(そふさわ)神社祭典


 県道63号線から、石川集落の大通りに入ると、石川の鎮守・曽布沢(そふさわ)神社が左手に見えてきます。曽布沢神社の歴史は、昭和38年の大火の際、文献が消失したため、記録が残っていませんが、由緒ある神社と言い伝えられています。お盆には、八峰町の無形民俗文化財に指定されている「石川駒踊り」が神社に奉納され、さらに2年に1度、集落のお祭り、石川フェスティバルが開催されるなど、曽布沢神社は、石川の行事には欠かせない場所となっています。

 その曽布沢神社で5月5日に行われるのが、曽布沢神社祭典です。1年間の家内安全、五穀豊穣、商売繁盛を祈願するこの祭典には、石川郷中をはじめ、石川生産森林組合、石川上下水道維持管理組合などの集落関係者が会します。神社内で、宮司により神事がとり行われた後、天狗の面をかぶった猿田彦に先導され、「ワッショイ」「ワッショイ」と叫びながら、子供たちが集落内を、お神輿をひっぱり練り歩きます。

 子供たちの掛け声が聞こえると、家々から、人々が顔をだし、祭典の主催者にお初穂を渡します。お神輿は、曽布沢神社の神様そのもの。お神輿の運行は、神様が、地域を練り歩き、集落の人々にご利益を与える行事でもあります。石川の人々は、祭典を通じて、地域の結束を強めてきました。子供たちがお神輿とともに動けば、老若男女問わず、人々が集まってくる。1年間の地域の繁栄を祈願する祭典は、のどかな春の陽気の中で、集落に賑わいと笑顔を与えています。
 
2011年4月掲載

ページ上部へ戻る