9月13日(土曜日)、羽後町仙道地域で買い物支援の取り組みが行われました!
仙道地域は、令和4年(2022年)、地区唯一の商店「仙道てんぽ」が閉店したことで、気軽に買い物をする場所がなくなっていました。近隣のスーパーは山を下りた街中にあり、車で15分かかることから、移動手段がない住民の方は、子供や知人の車に乗せてもらって買い物に行くなどしています。こうした住民を支えていくための仙道地域の取り組みをご紹介します!
今回の買い物支援は、美郷町を拠点に訪問介護などを行う「株式会社Ccolor(シーカラー)」さんの主催です。Ccolor代表の阿部さんは、子ども食堂の仕組みを活かした「ほとり食堂」を、美郷町や羽後町などで巡回して行っており、仙道地域の「ポプラ館」で今年の3月から羽後町健康福祉課と協同し「ほとり食堂in羽後」をスタート。その後も羽後町内の公民館などで毎月1回開催しています。 秋田美郷ほとり食堂・Instagram (@hotorishokudou)
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今回販売したのは、卵、缶詰、果物、お菓子、飲料水、調味料、漬物、トイレットペーパー等の紙類、洗剤、カップ麺、レトルトカレーなど。開店時間になると「どんなもんあるか見にきたよ。」と住民の方も集まってきました。

お客さんの中には、旧仙道てんぽ内で毎週土曜日に開催している「かっちサロン」に参加している人の姿もありました!「かっち」の名前は、昔、地域で栄えた金山で「かっちん、かっちん」と、金を掘る時に出る音にちなみ名付けたそうです。サロンと買い物支援を同じ日にしたほうがにぎわうだろうと土曜日にしたそうです。
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Ccolorさんは、買い物した住民の方に、どんな商品が欲しいか一人ひとり聞き取りをしていました。
取材班も聞いてみたところ、「ハムやウインナーの肉類が欲しい。」「毎日使う豆腐。保存が効かないものほど欲しいの。」「お昼は少しラクしたいからパンが欲しい。」など。
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このほかにも「仙道てんぽがあったころは、稲刈り後にアイスを買ってたの。農作業後に食べると最高なの。」「てんぽがあった時は、とても助かった。大きな買い物は街のスーパーで買えるけど、カレー粉や天ぷら粉みたいな“ちょっとした物”“買い忘れた物”を買うのに、とてもありがたかったよ。」と話す人もいました。身近な場所に買い物できる場所があるというのは、とてもありがたいことなんですね。

ちなみに13日の夜は、昨年に引き続き、集落支援員 崎山さん主催の「仙道ミニ夏まつり」も開催されました。あいにくの雨模様でしたが、お子さんたちが射的やヨーヨー釣りなどを楽しみ、夜の部は子どもたちの声でにぎわいましたよ。
夏祭りのお手伝いに来ていた高校生の男性は「てんぽが営業していた時は、友達と一緒にゲームをしたり、店に来ていた高齢の方とお話したりしていた。小さいときからあった思い出の店、そんな店舗が復活して使われるということで、手伝おうと思った。」と話しており、仙道てんぽが、住民の皆さんの大事な場所だったことが伝わってきた一日でした。
仙道地域では仙道地区振興会で住民を対象にミクロな目で住民の困っていることを調べて、買い物支援などの仕組みづくりに取り組んでいくそうです。地域に合った買い物スタイルができるといいですね。
●おまけ

旧仙道てんぽに併設されたサロンスペースの壁には、住民の皆さんの楽しそうな写真がたくさん掲示されてました!「いいね」を押したくなります!
こうした活動が縁となり、買い物弱者に向けた食料品や日用品販売の企画実施を検討されていたCcolorさんと地域の買い物弱者に向けた支援を考えていた仙道地区集落支援員の崎山さんがつながり、食料品や日用品販売を旧仙道てんぽで実施することになりました。
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今回販売したのは、卵、缶詰、果物、お菓子、飲料水、調味料、漬物、トイレットペーパー等の紙類、洗剤、カップ麺、レトルトカレーなど。開店時間になると「どんなもんあるか見にきたよ。」と住民の方も集まってきました。

お客さんの中には、旧仙道てんぽ内で毎週土曜日に開催している「かっちサロン」に参加している人の姿もありました!「かっち」の名前は、昔、地域で栄えた金山で「かっちん、かっちん」と、金を掘る時に出る音にちなみ名付けたそうです。サロンと買い物支援を同じ日にしたほうがにぎわうだろうと土曜日にしたそうです。
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Ccolorさんは、買い物した住民の方に、どんな商品が欲しいか一人ひとり聞き取りをしていました。
取材班も聞いてみたところ、「ハムやウインナーの肉類が欲しい。」「毎日使う豆腐。保存が効かないものほど欲しいの。」「お昼は少しラクしたいからパンが欲しい。」など。
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このほかにも「仙道てんぽがあったころは、稲刈り後にアイスを買ってたの。農作業後に食べると最高なの。」「てんぽがあった時は、とても助かった。大きな買い物は街のスーパーで買えるけど、カレー粉や天ぷら粉みたいな“ちょっとした物”“買い忘れた物”を買うのに、とてもありがたかったよ。」と話す人もいました。身近な場所に買い物できる場所があるというのは、とてもありがたいことなんですね。
ちなみに13日の夜は、昨年に引き続き、集落支援員 崎山さん主催の「仙道ミニ夏まつり」も開催されました。あいにくの雨模様でしたが、お子さんたちが射的やヨーヨー釣りなどを楽しみ、夜の部は子どもたちの声でにぎわいましたよ。
夏祭りのお手伝いに来ていた高校生の男性は「てんぽが営業していた時は、友達と一緒にゲームをしたり、店に来ていた高齢の方とお話したりしていた。小さいときからあった思い出の店、そんな店舗が復活して使われるということで、手伝おうと思った。」と話しており、仙道てんぽが、住民の皆さんの大事な場所だったことが伝わってきた一日でした。
仙道地域では仙道地区振興会で住民を対象にミクロな目で住民の困っていることを調べて、買い物支援などの仕組みづくりに取り組んでいくそうです。地域に合った買い物スタイルができるといいですね。
●おまけ

旧仙道てんぽに併設されたサロンスペースの壁には、住民の皆さんの楽しそうな写真がたくさん掲示されてました!「いいね」を押したくなります!