余目地域の「余目そば処」と「e-かげん(ええかげん)な父ちゃん母ちゃんの店(直売所)」は、余目の住民で組織する「余目地域活性化いきいき会議協議会」が運営するお店です!直売所は平成22年(2010)年6月から営業を開始し、翌年8月、直売所に隣接する形で、そば処をオープン、協議会が地域の休耕田を利用して取り組んでいるそば畑で収穫したそばを提供しています。6月から11月までの週末のみの営業となっていますが、オープンを心待ちにしている方がたくさんいます。今年も6月に入り、営業を開始しました!
6月22日(日曜日)、早速、お邪魔してきましたよ。
土、日のみの営業なので、土曜日の朝、契約している地元や近隣の農家さんが栽培している野菜や加工品などを卸していきます。
直売所は朝7:30からの営業とあってか、私たちが到着したときは、少し品薄状態でしたが、それでもお客さんは続々と品を求めてやってきます。
そうこうしているうちに、そば処がオープン。次から次へとお客さんがやってきました。
店内もあっという間に満席です!
一番人気は、冷かけそばと天ぷらのセット。天ぷらは注文を受けてから揚げているのでサクサクで大人気です。ソバは営業日の早朝に、住民が機械を使用して打ち、一日分72食を準備。ほんの3時間の営業ですが、毎回売り切れ状態のようです。
厨房内のスタッフはもちろん住民の方。ボランティアで毎週末のそば処の営業を支えてくれています。この日はジメジメとしていて、揚げ物をしている方も「暑くて大変だけど、皆さん喜んでくれるから楽しいよ。」と、話されていました。
上の写真のお子さんは小学2年生、小学校入学のタイミングで一家で東京から大仙市に移住してきたそうです。余目そば処のソバが大好きで、6月のオープンを心待ちにしていたとか!営業期間中は幾度となく通うそうですよ。スタッフも喜んでいました。
スタッフの高齢化が進み、この先の課題も少し見えてきているとはいえ、来年はオープンから15周年を迎えます。住民組織がこんなに長く営業できているのは、まさに余目の父ちゃん、母ちゃんたちのがんばりがあったから。根強いファンのためにも、この先も残していってほしいですね。お近くにお越しの際には、ぜひ立ち寄ってくださいね。
以上、大仙市余目地域からお届けしました!
●おまけ
行政と住民が協働して造り上げた「内小友市民協働自然観察公園(平成18年12月完成)」、通称、ビオトーブ公園。現在も、協議会で草刈りや清掃、肥料散布などを行っています。
約18年前、千葉県のゆりのき通り商店街「西千葉・ゆりのき」さんと交流があった協議会、その際に頂いた「ユリノキ」を植樹。
黄色い花を咲かせていました。
地域のシンボル「高寺山」!