写真:のぼりと桜
 4月25日(金曜日)、小野地区で毎年4月から12月までの第3金曜日に開催される「かあちゃん笑店」。平成30年(2018年)から始まったこのイベントも今年で8年目を迎えます。かあちゃん笑店では、自分たちが栽培した野菜や果実、生花などを販売し、ここに来れば一通り揃うと、地域内外から沢山の方々が訪れます。コンセプトは「人が集まる場所をるつくること」!その言葉どおり、地域に賑わいをもたらしています。

写真:かあちゃん商店玄関  写真:飾り
 場所は、小野地区センター(旧小野小学校体育館)、中に入ると最初に出迎えてくれるのは季節を感じさせる手芸品やお花たち。
これを見ているだけでも元気がでてきます。

写真:アケビつる細工
 開店時刻は9時。
開店に少し遅れて到着した私たち取材班、入り口で買い物を終え帰宅される方とバッタリ。購入したアケビつる細工を自慢げに見せてくれましたよ。素敵ですね。


写真:山菜       写真:手芸品

写真:笑顔のスタッフ
 すでに野菜や山菜は完売に近い状況でした。いつも開店日は9時前からお客さんが来ていて、オープンするのを待っているそうです。昨年は「かあちゃん笑店」スタッフに新たなメンバーも加わり、ご自分の成果を発揮している皆さんは笑顔いっぱいの方ばかりでした。

 そして「かあちゃん笑店」のメインは、このお茶っこスペース!
写真:お茶っこスペース   写真:お茶っこスペース


写真:料理の盛り付けづる人


写真:料理の盛り付けづる人
 スタッフの皆さんが、各自、手作りした料理やデザートを、この日、会場にいらした方々に振舞っています。普段、なかなか人と顔を合わせる機会が少ない来場者にとっては、月に一度の楽しみであるお茶っこの時間。知らない人同士でも、すぐに仲良くなり、話に花が咲きます。

写真:盛り付けられた料理       
 上の写真のように、郷土色あふれた料理がいただけます。この日の帆立のお吸い物はとても高級感のある味わいでした。

写真:桜湯
 そして、桜湯は、少し寒かったこの日の天候にふさわしく、体がほっこりと温まるものでした。

 これらは100円の協力金を払うと、どなたでも召し上がれます。100円ワンコインでは申し訳ないくらいの内容ですが。これを楽しみに来る方も多いとか。

写真:お客さんへのメッセージ  写真:日程表
 来客した方を出迎えるスタッフのメッセージです。心のこもった手書きの文章が響いてきました。
今回は初回ということで、山菜が出始める時期に合わせて4週目に開催されましたが、来月からは第3週目の金曜日に行われます。
 「かあちゃん笑店」代表の高嶋さんからは、「このような活動が全県に広がってくれたらいいのになと、いつも思っています。秋田市内から見学に来た方もいます。ぜひ私たちの活動を参考にしていただけたらと思うので、どんどん開催日に駆けつけてほしいです。」というお話をいただきました。

 今後の「かあちゃん笑店」の皆さんの益々のご活躍をお祈りいたします!

 以上、湯沢市小野地区からお届けしました。

●おまけ
写真:桜が咲いている様子
小野地区センターを囲むように桜が咲き、見ごろを迎えていましたよ。