3月24日(月曜日)、「令和6年度GBビジネス研修会」が開催されました。
本研修会は、人口減少社会における住民の主体的な取り組みによる地域コミュニティの活性化と自立化の向上を目指すため、元気ムラ活動を持続的に支える仕組みづくりの手段として行われているGBビジネスを推進することを目的に行われたものです。
午前は、株式会社外岡商店 代表取締役 外岡 吉武 氏、取締役 外岡 勇輝 氏による「桜葉研修会」、午後は、合同会社Anique 業務執行社員 佐々木 宗純 氏による「クラウドファンディング研修会」を実施しました。
それでは、当日の様子をご紹介していきます。
まずは、外岡 吉武 氏より桜葉出荷をする際の留意点やアドバイスが伝えられました。「1樽に入る量を調整すると、もっと運賃等を節約できると思う。」「シカ対策として、1mくらいの棒を立て、ロープを張っている。」
参加者の皆さんは、メモを取りながら真剣に受講されていました。
この後行われた質疑応答の時間では、これから取り組もうと検討されている地域の方が積極的に質問をしていました!
お昼休憩を挟んで、午後の部がスタートです。
午後は、成功事例をもとにクラウドファンディングの手法を学びます。
クラウドファンディングで大切なことは、事前準備と広報活動。どのような人に、どんな手段で周知するかを考えることが大切。
そして、一番周知されやすい方法は、口コミ!総会や地域の行事等、人が集まる機会を活用して多くの人に知ってもらうことがポイントだそうです。講師を務めた佐々木 氏は、たくさんの人に周知し、見事目標金額300万円のクラウドファンディングを達成されました。
また、講義だけではなく、個人ワークも行いました。
講師の方が、「クラウドファンディングをやるとしたら、どのような方法で、どんな人に周知するか。」と呼びかけ、実際に参加者の皆さんにも考えてもらいます。
参加者の方からは、「親戚や町内の人、地域のイベントに参加した人に周知する。」「毎月の公民館だよりでお知らせをする。」「1回無料の料理教室を開催してその参加者にお願いをする。」など、さまざまなアイデアが出されました!
研修後、参加者の方が「誰に周知をすればよいか分かった。一人ではなく皆で協力してお願いをすれば、より多くの人に周知ができる!」と話しており、今後の活動に生かせる良い発見ができたようでした!
以上、GBビジネス推進事業の様子をお届けしました!