にかほ市釜ケ台地域で、1月に発足したばかりのわら細工グループ「わら音」!
本格的な農作業に入る前に、少しでも作品の完成度をあげようと、女性たちが頻繁に集まりわら細工に励んでいました!
にかほ市地域おこし協力隊の石井さん(「わら音代表」)からの提供写真でお届けします♪
2月に入ってからもの「わら音」の皆さんは、ほぼ毎日作業をしていたそうです。熱意を感じますね♪
こちらは、「祝酉(いわいどり)」の図案。「とりこむ」ということで福を取り込むとか、商売繁盛の願いが込められているとか。
石井さんが皆さんに編み方を伝授したいと、一足早くチャレンジしていました。
製作途中のものや、完成品に近づいているものなど、作業部屋のいたるところに、所狭しと吊り下げられていますね(^-^;
作業の合間の休憩タイムには、こうして皆さんが持ち寄った料理を楽しみます!
次に皆で集まるのは、しばらく後になりそうということで、この日は、様々な料理がテーブルの上に並んだようですよ(^^♪
どれも美味しそうですね。冬場は農作業も草刈もないので、皆で顔をあわせる時間がほとんどなく、孤独感を感じていた方もいたようですが、
こうして皆に会えるのが、とても嬉しいそうですよ(^^)
こちらは移住者の方にも参加いただき、作業している様子です。
わら音グループがいつまでも存続できるよう、そしてわら細工に興味のある方がいたら、一人でも多くの方に伝えたいと、今後もこのような体験型の作業も行っていくようです。
1月から始まった活動で、3月上旬までに、二種類の作品が完成しました!
●叶結いのり(かのうむすびいのり)
「わら音」の作品とご縁を持ってくださった方々の想いが伝わり、祈りがかなうことを願い、皆で作品を作るという意味が込められています。
タグが素敵ですね。こちらは石井さんのご主人作です。
●祝酉 鳥海福寿
これらが、ある程度の数量、完成したようです。出来栄えが見事ですね!
農家の女性たちの経験と知識、作業の速さ、連携の良さがなせる業ではないかと石井さんは感じています。
まさに地域の魅力だと思うとも話されていました。
皆さんの笑顔がたまらなく素敵です!
女性たちからは、「皆で集まって毎日笑うから、10歳若返った。」や「皆の顔が見れるのが嬉しい。」という声があがっているようです。
わら音に参加している女性たちの中には、「生まれも育ちも釜ケ台です。」と自己紹介されていた方がたくさんおられます。わら音の活動を通して「釜ケ台で一生を過ごせて良かった、釜ケ台ってすごいところだ!」と想ってもらえるような活動をしていきたいと代表の石井さんは強く願っています!
すでに、作品がデビューする場も決まったそうです。
日本百名山の一つ、鳥海山象潟口(鉾立登山口)にある「稲倉山荘」のお土産コーナーに置かせていただけることに!
お近くにお越しの際は、ぜひ、手にとってご覧になっていただきたいと思います^^
代表の石井さんは、今後もいろんな趣向を凝らして、「わら音」の作品を広めていきたいと考えています。地元の子供たちへの体験会も考案中とか。
これからの、「わら音」の皆様の益々のご活躍とご発展をお祈り申し上げます。
以上、にかほ市釜ケ台地域から、にかほ市地域おこし協力隊石井さんからの提供写真でお届けしました!