2月16日(日)、5つの自治会で構成される川上地域で、住民の皆さんが「一斉除雪」を行い、
公民館では同日に「川上食堂」も開催されました!
当日の写真を川上公民館から提供していただいたのでご紹介します(^^)


川上地域は、令和3年~5年、県のコミュニティ生活圏形成事業の一環で
地域の将来について考えるワークショップを重ねてきました。

 

住民の皆さんが「地域の課題はなにか?」「どんなことができるか?」を話し合う中で、
「除雪」「世代間交流」「見守り」「郷土食の伝承」などの課題があがったそうです。


課題の一つが「除雪」。昨年までは小坂高校の生徒さんが、
ボランティアで高齢者宅の除雪を行ってくれていましたが、昨年3月で閉校となってしまいました。
このことから「まずはやってみよう」と、地域の役員会で話題となり、
地域全体での除雪は初めての取組でしたが「一斉除雪ボランティアの日」を設けてみたそうです。


●2月16日(日) 野口地区


さっそく、川上公民館と川上地区自治会連絡協議会の呼びかけで、チラシを全戸配布し、
参加できる人を募集したところ、2月16日は30人が集まりました。
上の写真は野口地区の除雪の様子です。
この日は川上地域の5地区の自治会で一斉に除雪し、高齢者宅の窓際や煙突際、間口などの除雪を行いました。


●砂子沢地区
 

こちらは砂子沢地区。雪が1階の窓まで積みあがっていますね…



会館の屋根の雪下ろしの様子です。
こちらも屋根付近まで雪が積みあがっています。でも、住民の皆さんは作業には慣れた様子です。
一斉除雪の呼びかけは初めてだったそうですが、
以前から自治会単位で会館の雪下ろしを行っている自治会もあり、共助の意識が根付いているのでしょうね。

また、除雪ボランティアの活動は、高齢者の「見守り」「安否確認」もかねています。
地域全体で、こうした活動の体制ができれば、次回もスムーズに進めることができますね。

●川上食堂

この日は、川上公民館で「川上食堂」も開催されました!
川上食堂は、令和5年に住民の世代間交流と郷土食の伝承を目的に行ったもので、今回で2回目の開催になります。


 


朝9時から女性部の皆さんが集まり、「だまこ鍋」「紅白なます」「ナッツ」の郷土食を作りました♪
若い世代は、なますや漬物を食べる機会も減っているので、こうした機会に一緒に作れるといいですね(^^)




この日のランチが完成しました♪
コロッケを差し入れしてくれた住民の方もいたそうですよ(^^)


除雪に参加した皆さんも集まり、おいしい郷土料理を食べて疲れた体を労ります!
賑やかな昼食となりました。
どうしても冬は閉じこもりがちになるので、こうして住民の皆さんが顔を合わせる交流の場があるといいですね。


川上地域からお届けしました!