
1月27日(月)、にかほ市の釜ケ台地域で、
住民の女性たちが集まり、「わら細工」づくりが行われました!
「わら細工」といえば、注連飾りなどの縁起物や草履(わらじ)、簔(みの)など、
冬の農閑期に作られてきた藁の衣料品は、昔の人々の身近な生活必需品でした。
近年は、生活スタイルの変化や、技術をもった方が少なくなってきたこと、
冬の農閑期に作られてきた藁の衣料品は、昔の人々の身近な生活必需品でした。
近年は、生活スタイルの変化や、技術をもった方が少なくなってきたこと、
材料の藁の確保が難しくなっていることもあり、貴重なものになりつつあります。
鳥海山の麓にある釜ケ台地域。
農業が基幹の釜ケ台地域でも、わらで生活用品を作る人々がたくさんいました。
学校では、わら細工を作る授業があったり、
運動会の競技に縄綯い競争があったりしたそうですよ。

にかほ市の移住リエゾン(地域おこし協力隊)の石井さんは、釜ケ台のわらの文化を通じて、
冬の女性たちの交流や生業づくりの場を作り、技の伝承や地域活性化を図りたいと、
住民の女性たちに協力をお願いしたところ、
わら細工グループを作って、お試しでわら細工を作ってみることになったんです!
この日は、釜ケ台の佐藤悦子さんの作業場に女性たちが集まりました♪
この日は、釜ケ台の佐藤悦子さんの作業場に女性たちが集まりました♪

こちらは、悦子さんが以前から作っていたわら細工。
・弁慶(囲炉裏の上に弁慶を吊して、魚を刺して干す道具 ※写真中央)
・草履
・猫ちぐら(猫のベッド)

きめ細やかできれいですね~。手前の小さな草履は、今回のグループ結成の際、
女性たちに声掛けした住民の佐藤渓輔さんのおばあさんが作ったそうです。
昔の人たちは、わらで何でも編んでたそうですよ。


きめ細やかできれいですね~。手前の小さな草履は、今回のグループ結成の際、
女性たちに声掛けした住民の佐藤渓輔さんのおばあさんが作ったそうです。
昔の人たちは、わらで何でも編んでたそうですよ。

この日は初回ということで、
・グループ名を決める
・わらに触れてみる
・試しに1つのわら細工をみんなで作ってみる、、、をやってみます!

名前も決まったところで、作業スタート!
・グループ名を決める
・わらに触れてみる
・試しに1つのわら細工をみんなで作ってみる、、、をやってみます!
ちなみに、チームの名前は、
「藁」を編む時の音、みんなが集まって生まれる笑い声、そんな「音」が集まる場、
「藁」「笑」「音」を掛け合わせ、楽しい音楽のように人々の心を弾ませる、、、
そんな思いを込めて「わら音(わらね)」に決まりました♪
「藁」を編む時の音、みんなが集まって生まれる笑い声、そんな「音」が集まる場、
「藁」「笑」「音」を掛け合わせ、楽しい音楽のように人々の心を弾ませる、、、
そんな思いを込めて「わら音(わらね)」に決まりました♪

名前も決まったところで、作業スタート!
材料のわらは乾燥した状態だと編みにくいので、湿らせておくのがポイントだそうです。
皆さん、縄綯いは久しぶりだそうですが、
やり始めると、身体が覚えてるのか、するするっと綯っていきます。
やり始めると、身体が覚えてるのか、するするっと綯っていきます。
ウォーミングアップは十分ですね(^^)

縄の太さを均等にするのが難しいんですが、子供時代からの縄綯いの体験を体が覚えているのでしょう。
皆さん、慣れた手つきで、和気あいあいと縄をなっていました♪

作業中と休憩中のひとこま♪
女性たちが集まると、おしゃべりに花が咲きますね。
笑い声につつまれたひと時でした。
地域に伝わってきた経験と知識は、代えがたい宝物だと感じます。
「わら音」の皆さんのスタートに立ち会えて、とてもうれしい取材班でした(^^)
これからも楽しい釜ケ台の皆さんの様子をお伝えしていければと思います!

釜ケ台地域からお届けしました!
●おまけ

休憩中に、悦子さんおもてなしの茶わん蒸し♪ 器がとってもかわいいです!

作業場には、素敵な手作りの作品がたくさん飾られていて、とても華やかでした♪
女性たちが集まると、おしゃべりに花が咲きますね。
笑い声につつまれたひと時でした。
地域に伝わってきた経験と知識は、代えがたい宝物だと感じます。
「わら音」の皆さんのスタートに立ち会えて、とてもうれしい取材班でした(^^)
これからも楽しい釜ケ台の皆さんの様子をお伝えしていければと思います!

釜ケ台地域からお届けしました!
●おまけ

休憩中に、悦子さんおもてなしの茶わん蒸し♪ 器がとってもかわいいです!

作業場には、素敵な手作りの作品がたくさん飾られていて、とても華やかでした♪