10月27日(日)、由利本荘市笹子地域の道の駅「清水の里・鳥海郷」特設会場にて、収穫祭が開催されました!
豊富な地域資源をたくさんの方に提供しようと、笹子地域づくり実行委員会が主催し、平成27(2015)年から開催してきたこのイベントも、コロナ禍での中断をはさみましたが、来年は節目の10周年を迎えます。
少子高齢化と人口減少を受けて、開催当初より出店者の数は減少していますが、
それでも笹子の産物はまだまだ人気が根強く、
この日は、里山の恵を手に入れようと多くの方が訪れましたよ^^
それでは当日の様子をお伝えします!
今年は秋を迎えても暖かい日が多いようで、笹子の山々のキノコの生育が遅く、
例年より一週間、開催日を遅らせましたが、
出店者の皆さん、このイベントに間に合うように、品を揃えるのが大変だったようです。
秋の収穫祭はキノコがメインに販売されています。
先にも話したとおり、今年は生育が遅れているものが多く、この日は、定番の“サワモダシ”、それに“マスダケ”や“塩蔵トンビダケ”などが販売されていました。
それでも、上の写真のような天然マイタケや天然まつたけが販売されていたのは驚き!
販売されていたブースでは、天然まつたけのよい香りが、漂っていました(^-^; 価格は一皿15,000円、これでもこの質と量ではかなりの安価だそうです。
天然ナメコの収穫も、やはり例年よりかなり遅れているそうで、この日も販売されていませんでしたが、
昨年収穫したものを塩蔵したナメコは販売されていましたよ♪これらを買い求める方も多くいました。
そして一昨年から始まった、“キャベツのたたき売り”!
この日も3玉で200円で販売されていました。これを目当てに来る方もいたのでしょうか。。。
昨年秋のこのイベントから、ボランティアスタッフとして参加していた青森県八戸市の吉田さん♪
今回もわざわざ駆けつけてくださったのですが…なんと今回は、一出店者としての参加です。
仲間を引き連れ、お友達らと販売ブースで大きな声で青森特産品をPRしていましたよ(^^)
上の写真で、一緒に写っているのは、吉田さんのお友達と地元の住民の方。
関係人口として、地元の方々と上手に交流を図っていますね(^^♪
就労継続支援事業所「ささのこ」さんで製作された竹細工の小物やランプ。毎回、出店されていますが、いつも大人気です♪
また、毎回出店している笹子加工グループの方々がお惣菜等を販売していて、玉こんにゃくは大人気♪即、完売でした(^-^;
由利本荘市鳥海中学校吹奏楽部の演奏が始まりました!
笹子地域づくり実行委員会主催のイベントでの出演も定着しつつあります。
広場での演奏は、遠くまで響き渡るためか、音に誘われたように、たくさんの人が集まってきていました。
しんみりと聞き入っている方が多かったのが印象的です♪
鳥海中学校の演奏が終わった頃には、キノコ類はほとんどなくなっていました!
子どもたちの吹奏楽の演奏終了後に、キャベツコーナーは、その親御さんたちでごった返していましたよ^^
相乗効果がでていますねえ♪ スタッフは終盤に大わらわでした(^-^;
今年の収穫祭も大盛況で終わったようです(^^♪ キノコの収穫が少なめで実行委員会では少々、心配気味のようでしたが、
横手市など地域外から、たくさんの方々が足を運んでくれていました。
実り多き収穫の秋も終盤、笹子地域の田んぼの稲刈りもすっかり終わっていました。
山々の紅葉は今年はかなり遅れているとか。
間もなく、厳しい冬を迎える笹子地域、収穫物は工夫され、冬の保存食に加工されていくのでしょう。
地元の皆様の結束力の強さで厳しい冬を乗り越えていく笹子地域の益々のご発展をお祈りいたします。
以上、由利本荘市笹子地域からお届けしました♪
●おまけ
「サルノコシカケ」!あまり見かけないキノコですね。
笹子の方々は、冬になると、これを乾燥させ、細かく刻み煎じて飲んでいたそうです。
「シシダケ茶」! 香りとともに味が濃い、お茶でした。シシダケを煎じて(上の写真)飲むそうです。
少しだけ、昆布茶の味わいもあったような…これもまた、地元ではよく飲まれているそうです(^^)