羽後町堀回地区コミュニティ推進委員会は、昭和49(1974)年に県のコミュニティモデル地区に指定されてから
現在まで、「みんなの手で住みよい地域づくり」を目標に、住民の健康・福祉の増進や高齢者支援、伝統文化の
継承を図る世代を越えた交流など多様な活動に取り組んでいます。
10月20日(日)、「羽後町堀回地区コミュニティ推進委員会」創立50周年記念式典が開催されました!
日頃、月2回の健康教室が行われるなど、地域の皆さんの拠点として使用されている元西公民館に、
この日は100名近くの方々が集まっていました。
記念式典に先がけて、公民館の西側に「花みずき」の若木が植樹されました。
植樹には地域の子どもたちが参加し、とても賑やか♪
将来、子どもたちが大きくなっても、ここで出迎えてくれるシンボルになりそうですね。
記念式典では、石垣会長から、
「50年の間、地域や社会の状況には大きい波があったが、助け合いの精神で絆を深めてきた。
その歴史こそ誇れる財産。本日はこれまでの歩みを振り返って感謝の気持ちを持つとともに、
未来へのスタートでもある。これからも皆さんの心の居場所となれるよう活動していきたい。」
その歴史こそ誇れる財産。本日はこれまでの歩みを振り返って感謝の気持ちを持つとともに、
未来へのスタートでもある。これからも皆さんの心の居場所となれるよう活動していきたい。」
とお話がありました。
また、これまでコミュニティ活動に多大な功績があった3名の方々へ表彰状が授与されました。
左の写真(左:前会長 菅原さん、中央:元事務局長 金さん、右:健康教室指導員 菅野さん)
3名を代表して、元事務局長の金さんからごあいさつがありました。
「時に激論を交わし、対立し、壁にぶつかることもあったが、次々に若い人が支えてくれた。
人生の大半をコミュニティとともに歩むことができ、本当に幸せだった。
子どもや高齢者を支えよう、助けようという優しい気持ちは皆の中にある。
暮らしやすい、住みよい地域が作られるよう、これからも一緒に活動を推進して欲しい。」
事務局として44年間尽力された金さんの言葉を、会場の皆さんも頷きながら聞いていました。
事務局として44年間尽力された金さんの言葉を、会場の皆さんも頷きながら聞いていました。
記念式典のあとは、祝賀演芸会が行われました。
はじめに「元城(もとき)獅子舞」の登場です!
無病息災を祈念して、参加者全員の頭を獅子が噛んで回ってくれましたよ(^^)
地域に伝わる伝統芸能「元城獅子舞」は昭和30年代に後継者不足で途絶えてしまいましたが、
推進委員会はこれを復活させようと、全家庭に支援を求め、その資金をもとに保存会が復活を果たしました。
平成14(2002)年には、羽後町第1号の無形民俗文化財に指定されています。
続いては、隣市から駆けつけてくれた湯沢南家佐竹太鼓による演奏です!
大小の太鼓の力強い音、優美な笛の音に会場の皆さんもエネルギーをもらったのではないでしょうか。
県内外の様々なイベントに呼ばれて演奏しているそうですよ。
2団体の演芸に大きな拍手が沸き起こり、記念式典・演芸会は閉会しました。
2団体の演芸に大きな拍手が沸き起こり、記念式典・演芸会は閉会しました。
取材班はここで退席させていただきましたが、この後の祝賀会でさらに皆さんの結束が高まったことと思います♪
以上、羽後町堀回地域からお届けしました!