10月20日(日)、湯沢市秋ノ宮地区で「秋ノ宮ネギまつり2024」が初開催されました!
秋ノ宮地域づくり協議会の事業「秋ノ宮・若者ミーティング」に集った若者たちと(株)KAMUROの皆さんが中心となり、有志の若手住民も加わった、総勢25名ほどのメンバーが実行委員会となって運営しています。
取材班は、午後の「ネギ詰め放題」から参加しました!
★ネギ詰め放題
(株)KAMUROのネギ畑で、米袋にネギを詰め放題!
チラシでは制限時間10分とのことでしたが、社長のご厚意で無制限となっていました^^
このネギがみんな抜き放題。ワクワクが止まりませんね。
ネギは自分で抜いていきます。
ネギの前では老若男女、みな平等。
夢中になって抜いていきます。
みなさん大量!大満足の笑顔です^^
合言葉は「はい、ネギ~」
★ネギ料理
一方会場では、多種多様なネギ料理が!
まずは「ネギ汁」。
ネギはトロトロで、豚汁ベースのスープが体を芯から温めてくれます。
なんと追いネギし放題!!
続いて「ネギのいかだ焼き」。
シンプルにネギの旨味を感じます。
そして極め付きが「ネギの一本焼き」!
抜きたてのネギを炭火で炙ることで、ネギの甘さが最大限に引き出されます!
スタッフの皆さんも楽しそうです!
大量のネギのほか、ミルキークイーンの新米も販売されていました!
こだわりの自然栽培・天日干しの新米は、お餅のようなモチモチ食感です^^
★役内番楽
イベントのラストを飾るのは、伝統芸能「役内番楽」です。
役内番楽は、秋田・山形・宮城三県の県境にある神室(かむろ)連峰に集う修験者から土地の若者たちに伝えられたといわれる番楽で、お囃子(太鼓・横笛・鉦(かね))と唄掛け(唄と言い立て)、舞手の3部門から構成されます。
また、他地区に伝承されている番楽に比べ、舞の動作やお囃子のテンポが速く、また、ひとつの基本動作の中に扇の返しや手足、顔の動きに5種類の変化を組み合わせて舞を進めていくため、舞手には強靱な体力が要求されるとのことです。(湯沢市ホームページ「役内番楽」(外部リンク)より)
地元の方によれば、修験者にルーツを持つ番楽は県内でも珍しいとのこと。
最初の演目は「先舞い」。
厳かな舞に心が落ち着きます。
背景の幕には「明治二十四年」との記載が!地域の伝統と歴史を感じます。
続いて「千人切り(弁慶、牛若丸)」。
こちらは一転して、ダイナミックに弁慶と牛若丸の戦いを描きます。
薙刀を回転させる弁慶の力強さは圧巻です!
神室山、前神室山の壮大な景色が、演舞を引き立たせます。
そして、この日最後の演目は「獅子舞」。
激しい獅子舞の演舞を終えると、来場者一人ひとり、頭を噛んでもらって無病息災祈願を。
子ども達も楽しそうに噛まれています!
番楽の時間に合わせて来場する住民の方も多く、伝統芸能のもつ力を改めて感じました^^
今回、若者中心の実行委員会により初開催されたネギまつり。
湯沢市院内地区からもスタッフとして応援に駆け付ける方がいるなど、秋ノ宮をはじめ雄勝地域全体の元気を感じるイベントとなっていました!
★おまけ
普段はもう紅葉しているとのことでしたが、今年は少し遅れ気味。
今週末から来週くらいが見ごろでしょうか?