平成17(2009)年に旧天王町、昭和町、飯田川町の3町が合併して誕生した潟上市!
県都秋田市に隣接したベッドタウンという都市的な特性と、八郎湖に向かって広大な田園風景が広がる、自然豊かな環境を併せ持つ恵まれた地域です。
また、海洋の影響を受ける日本海型の気候であり、県内では比較的降雪が少ないことから、温暖で過ごしやすい地域でもあります。

その中で、八郎湖周辺に位置する「湖岸地区」は、潟上市を代表する農業地帯で、優良な水田と果樹や畑作地帯として利用されている地域ですが、人口減少と少子高齢化が急速に進んでおり、令和3年には「湖岸保育園」が統合され、これまで見られた子どもの姿や声がなくなったことで、地域の活気の低下が見られるようになってきました。

  
湖岸地区には6つの自治会がありますが、年に1回の各自治会役員の交流会があるものの、まちづくり協議会のような団体がありません。
話し合いの場でも、湖岸地区全体の課題として…
「単独の自治会によるイベントや地域づくり活動の実態が、困難な場面が増えている」
「担い手や後継者の不足」
…などが挙げられ、お互いに協力し合い広域で活動する協議会の発足について、地域側から提案がありました。

そこで、令和5年度より、各自治会の住民の皆さんと「集落点検」を行い、地域の現状と課題について整理し、点検の結果を
活用した集落の維持、活性化対策を話し合うワークショップを開催しました。
ワークショップには、自治会長から若い世代まで約50名が参加し、
「みんなで取り組んで良いと思うもの」
「湖岸地区の暮らしにとって重要なもの」
などをリストアップしました!
                 
       
令和6年度には、これまでの活動を振り返り、各自治会長と若い世代が今後の取り組みについて意見交換を繰り返したところ…
「まずは、できることから何かを始めてみよう!」ということになり、湖岸地区全体の交流度が高く、実行の難易度がやや低い
「盆踊り」を実施することになり、ポスターを制作して地域に呼びかけました!


8月11日(日)、地域の皆さんの想い出の詰まった旧湖岸保育園グラウンドで、「湖岸地区盆踊り大会」
が開催されました!!
潟上市役所からの提供写真で、ギャラリー形式でご紹介します(^^♪

        
グラウンド中央には立派なやぐらが組み立てられ、太鼓が設置されました!
準備は、湖岸地区盆踊り実行委員会が行いましたが、事前の入念な打ち合わせにより、当日はスムーズに作業が進められました。

        
夕暮れ前の午後6時、いよいよ子ども太鼓を皮切りに、盆踊り大会のスタートです!
潟上市長も駆けつけ、準備に汗をかいたスタッフへのねぎらいと、イベント参加者への感謝を伝えました。
市長の後押しはとても励みになりますね(^^)

   


焼きそば、ババヘラにスーパーボールすくい♪子どもたちも楽しそうです(^^)

  


とっぷり日が暮れた午後8時過ぎ、仮装したグループも輪の中に参加し、盆踊り大会は最高潮!
「まずは、できることから何かを始めてみよう!」
始めたからこそ分かる確かな手応えを感じたこのイベントをスタートとして、地域住民が主体となった今後の取り組みから
目が離せないですね(^^♪

以上、潟上市湖岸地区の盆踊り大会を、潟上市役所提供写真によりお届けしました♪